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アズールレーン3話「【優雅】或いはヒトのように」【アニメ感想】

アズレン3話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

前回までは戦闘がメインでしたが、今回はキャラがメインでした。面白かったです。

前回終盤に続き、ベルファスト回でした。有能なベルファストと純粋なユニコーンを見て楽しめました。

そしてエンプラの危うさにスポットが当てられ始めました。彼女が闇を抜け出す日は果たして来るのでしょうか。

 

 

 

【今回のアズレン

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© Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar, Inc./ アニメ「アズールレーン」製作委員会

 

まずアバン。エンプラと姉のヨークタウンとの会話からスタート。ちょっと重め。

海を綺麗と言うヨークタウンと、それを否定するエンプラ。ヨークタウンはエンプラを優しく諭します。

 

そして前回の続き。

瑞鶴対エンプラの戦いに割って入ったベルファスト。オイゲンもそこに口を挟みつつ、一触即発の雰囲気。

しかし、ウォースパイトやフッドなどのロイヤル主力艦隊が到着したのを見て、オイゲン達レッドアクシズ側は撤退の構え。

 

ラフィーのやる気のなさを叱りつつ、同じく撤退するニーミ。彼女についていく綾波

そこでラフィーが綾波に、「バイバイ、またね」と一言。つらそうに撤退する綾波

 

ひとまず戦闘は終了。

 

ここからアズールレーン陣営。

結果としてベルファストに助けられたエンプラは彼女にお礼を告げつつ、相変わらずの張りつめた様子。

一緒に食事をするジャベリンとラフィー。戦闘中に突然やる気をなくし、別れ際に綾波に声をかけたラフィーの姿を思い出し、彼女の真意を尋ねようとしたものの、途中で押しとどまったジャベリン。

 

ロイヤルではエンプラが話題に。彼女の頼もしさと危うさについて。

そこでイラストリアスたちはエンプラについて、ロイヤル陣営のトップである「陛下」ことクイーン・エリザベスに具申することに。

ひとまずエンプラを見定めるための手配をベルファストに命じた陛下。

 

ユニオン。到着した工作艦・ヴェスタル。彼女がエンプラの無茶を叱ったものの、聞く耳を持たないエンプラ。

そこでエンプラの前に現れた、ベルファストユニコーン

 

一方その頃、海で遊ぶジャベリン、ラフィー、そしてホーネットやハムマン、サンディエゴ達。そんな中でエンプラの妹・ホーネットから、戦うことが全てではないとの一言。

 

その息抜きの様子を見ていたエンプラ、ベルファストユニコーン。海辺に向かうユニコーン

海辺で遊ぶユニコーンに自分への用を聞くエンプラ。お礼が言いたかったと答えるユニコーン。責務だからとかわすエンプラ。海を綺麗と言うユニコーン。戦場である海を美しいと思ったことはないと答えるエンプラ。

その様子を見ているベルファスト

 

エンプラとベルファストの2人きり。

ベルファストはエンプラに単刀直入に質問。いつまであのような戦いを続けるのか、と。さらにベルファスト曰く、エンプラの戦闘への思いは歪んでいる、そのうち戦う意味も見失ってしまう、とのこと。

 

悪天候の中、救助信号を受けて出動したクリーブランド、ハムマン、エンプラ、ベルファスト

そこにはセイレーンとの戦闘の跡が。

装備が不十分なまま、先走るエンプラ。彼女が見つけたのは東煌陣営の寧海・平海姉妹。同時に、まだ活動を続けるセイレーン艦の姿。

寧海・平海の姉妹関係を見たエンプラは、自分を囮にすることに。しかし、装備は不完全。危ういところで助けたのがベルファスト

「少しだけあなたのことが理解できた」「あなたはお人好しですね」とエンプラに語るベルファスト

 

救出された寧海・平海。

そしてエンプラに対し、「淑女としての礼節を教示させてもらう」と放ったベルファスト

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

今回はキャラが掘り下げられる回でした。その対象は、事実上の主人公であるエンプラ。メインはベルファスト、エンプラ、ユニコーンといった感じでしたね。

 

まず、前回のラフィーの行動が綾波を思ってのものだということが、ジャベリンの視点から強調されました。ラフィーのような無表情キャラが或る意味最も人間関係に敏いというのは、良いですね。

 

そこからはエンプラをめぐる話でした。

とにかく優秀なベルファストと純真無垢なユニコーンという二段構えによる、エンプラ攻略戦。少しずつですが、エンプラの殻が崩されていっているのがわかります。

 

それと、東煌陣営の登場が意外と早かったですね。このままアズールレーン側に属することになるのでしょうかね。

 

今回は戦闘ではなくキャラに注目した回でしたので、アズレンのキャラの多さがなおさら目立ちました。

そのため一応のメインになるキャラ以外は、シリアス用キャラと日常用キャラを大雑把に使い分けることでなんとかわかりやすくしようとしている気がします。

 

少なくとも現時点でアズールレーン側は、エンプラ、ベルファストユニコーン、ジャベリン、ラフィー、この5人を追っていればストーリーにはついていけるでしょう。

そして彼女たちの動向を補助してくれているメインが、イラストリアスクリーブランドといった感じでしょうか。

 

レッドアクシズ側でキャラを掘り下げることになった場合どのような布陣のエピソードになるのかも楽しみです。

 

キャラ回の今回も変わらず楽しめました。次回も期待します。

 

以上、アズレンアニメ3話の感想でした。