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ブラッククローバー122話「真っ黒けっけ」【アニメ感想】

ラクロアニメ122話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

前回、魔法議会の策略によってエルフ騒動のすべての責任を負わされることになったアスタとセクレ。

 

そして今回はお待ちかねの救出劇。

さらにアスタたちにとっての今後の目的も提示されました。

 

良いエピローグでした。途中、マジでこれで最終回かと思った。

 

 

 

【今回のブラクロ】

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© 田畠裕基集英社テレビ東京ブラッククローバー製作委員会

 

魔法議会で裁判にかけられているアスタとセクレ。

アスタを篭絡するために連れてこられたマリーが危険な目に遭いそうになったところで、ブラック化して救出したアスタ。

 

ブラックアスタの姿を見て騒然の貴族たち。

いくらアスタが自分は安全だと主張しても聞く耳を持たず。

ここで逃げたら国から追われることになりアスタを育てた教会にも危害が及ぶと追い打ちをかけるように脅すダムナティオ。

 

ここにお前を助けようとするヤツなんていないとダムナティオが断言した直後、建物の壁が盛大に破壊。

 

そこから乗り込んできたのは、もちろん黒の暴牛。久しぶりの全員集合。

ウチの団員2人に手を出すな、とヤミ。

 

自分も黒の暴牛のメンバーと言われて動揺するセクレ。問答無用でセクレを仲間とみなすヤミたち。

そしてヤミから黒の暴牛の団員服を渡され、セクレもみんなと一緒にいることを決心。

 

当然こんな状況で黙っているはずがないダムナティオ。

ここで暴れてもアスタの疑いが晴れるわけではないし国も救えないと。

さらに、能力を測りバランスを動かすとかいう天秤魔法で黒の暴牛みんなの魔法を弱体化。

しかしすぐにアスタが滅魔の剣・因果解放でダムナティオの魔法を無効化。

直後、ダムナティオに攻撃をしかけるヤミ。

 

そのときダムナティオとヤミの間に割って入り止めたのが、フエゴレオンとノゼル。

ヤミには軽く文句を言いつつ、アスタを助けるためにやってきた2人。

 

魔法帝から任務を預かってきたフエゴレオンとノゼル。

黒の暴牛に悪魔の調査・探索の任を与えるから自分で潔白を証明してみせろとのこと。

そして調査期間中アスタの処遇は魔法帝と魔法騎士団が責任を持つことに。

 

王族の魔法騎士団団長が味方していること、魔法帝が責任を持つと言っていることから、貴族たちの間でも少し流れが変わった様子。

 

アスタの疑いも魔法騎士団の責任問題もみんな棚上げされ、とにかくアスタは自分の無罪を証明するために悪魔を調べることに。

ダムナティオも不満気ながら今回は退くことに。

 

とりあえずアスタとセクレが助かり、いつも通り賑やかな雰囲気になった黒の暴牛。

 

その後、ユリウスのもとを訪れたダムナティオ。

いつかきっと君の天秤もアスタたちの方に傾くというユリウス。

それに対して、王国が傾くようならばアスタもユリウスも裁くとの言葉を残し去っていくダムナティオ。

 

ちょうどダムナティオと入れ替わりのタイミングでユリウスに会いに来たマルクス

ユリウスが小さくなったことの衝撃がありつつ、とにかくユリウスが生きていてくれたことに涙を流すマルクス

 

今回はここまで。

 

 

 

【感想】

なんという素敵なエピローグ回。

 

まずはまさに期待通り。黒の暴牛のみんながアスタとセクレを助けにきてくれました。

みんながそれぞれアスタについて語るシーンなんてクライマックスの雰囲気満載。

ゾラもすっかり黒の暴牛に馴染んでて良かった。

あと、フエゴレオンとノゼルも来てくれたのは期待以上でした。

 

そして、これまた期待通り。セクレが黒の暴牛の一員になりました。

今後セクレが黒の暴牛のみんなとどんな風に絡むのか楽しみです。

男子勢には冷たく接しそう。その一方、女子勢には意外と弱そう。というか黒の暴牛は女子が強い。

今回みんなで集まってワイワイしていたシーンでバネッサ姉さんがセクレの肩を押してみんなのところに連れていったところは、とても良きでした。

 

今回の魔法帝立案のアスタ救出作戦は、強引に何の解決もせず全部有耶無耶にしちゃったようにも思えますが、決してその場しのぎのものではありませんね。

アスタの悪魔の力も、転生魔法で乗っ取られた魔法騎士団の件も、結局は悪魔の力や禁術魔法とかに関するいろいろを明らかにしなければ証明できませんから、その証明のための猶予期間を与えるというのは至極まっとう。

だからこそダムナティオもおとなしく引き下がったんでしょう。

 

そしてダムナティオにユリウスが明かしていたことから伺えるように、そもそもアスタはスケープゴートとして無理やり引っ張ってこられたわけですから、黒の暴牛への新たな任務の真の狙いは、アスタの無罪証明というよりは魔法騎士団の責任問題を晴らすことなのかな。もちろん今後の脅威への対策でもあるんでしょうが。

 

ちなみに、前回久しぶりに登場したフッハさん。アスタが死刑にならずに済んだことにホッとしていたところは良かった。なんだかんだやっぱり愛すべき馬鹿。

 

ラデス達は奉仕活動に従事している様子。監督役はジャック団長。いろいろ賑やかです。

パトリやサードアイの面々は今何しているのでしょう。

 

あと、今回のプチットクローバーも良きでした 。

最後フィンラルから「ナイスですね!」というセリフが聞こえたような……。

 

予告を見た感じ、次回と次々回はセクレの回想みたいですね。

それは新たな話なのか、それともセクレの視点からという体の総集編なのか。

 

いずれにせよ次回も楽しみにしましょう。

 

以上、ブラクロアニメ122話の感想でした。