因果交流電燈

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慎重勇者2話「新米女神には荷が重すぎる」【アニメ感想】

慎重勇者2話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

女神リスタルテの顔芸はそのままに、聖哉の強さが発揮された回でした。

軽いシリアスも挟みつつ、しかし結局はコミカルな展開でおさまりました。

 

この感じだと、今後も安定して楽しめそうですね。

 

【今回の慎重勇者】

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(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 

前回、魔王軍四天王のひとりケオス・マキナと遭遇した聖哉とリスタルテ。

 

ギリギリ神界へのワープで逃亡に成功。

敵の強さを知った聖哉は、あらためて特訓に入ることに。

 

しかしケオス・マキナは、聖哉たちが最初に訪れた町の人々を人質に取り、勇者が来なければ10分ごとにひとりずつ殺していくと宣言。

 

焦るリスタルテ。

標的は、聖哉に押し花をくれた少女の父親。

急いで駆けつけようとするリスタルテ。しかし聖哉はまだ特訓を続行。

 

とうとうリスタルテが聖哉のことを見限ろうとしたところで、聖哉の準備が完了。

レベルが上がり、ケオス・マキナに負けないほどの力を獲得。

 

町に突入し、さっそく親子を助けた聖哉。

ケオス・マキナは聖哉の能力が跳ね上がっていることに驚きます。

 

そこでケオス・マキナも本気に。リリースとかなんとか言うのを使って能力を開放。

聖哉の能力を超えます。

 

しかし聖哉はなんとか攻撃についてきます。

それを見たケオス・マキナは、さらなる奥の手を使うことに。

自分を自分の剣でぶっ刺し、正体であるデーモンの姿に。

能力もぐんと伸びています。

 

一撃で決めようと、ケオス・マキナが聖哉に攻撃。

この世界の予想以上のヤバさを思い、聖哉に謝るリスタルテ。

 

しかし、ケオス・マキナの攻撃を聖哉は防いでいました。

驚愕するリスタルテとケオス・マキナ。

そこでリスタルテは気付きます。聖哉がフェイクの魔法を使い、ステータスを偽装していたことに。

 

何重にもプロテクトがかかっているところを強引にのぞき見、聖哉の本当のステータスを見たリスタルテ。レベル37。ステータスは神界で見た時の10倍近くの数値。

どうやら最初の訓練が終わった時点でフェイクの魔法を使っていたらしく、ケオス・マキナとの最初の遭遇時点ですでに彼女の能力を超えていた模様。

それでもなお念のために特訓をした聖哉の慎重さを、完全な病気と判断。

 

驚きつつ、本気の一撃で町ごと消滅させようとするケオス・マキナ。

しかし聖哉はその隙も与えず、飛翔魔法や魔法剣を使い、ケオス・マキナを瞬殺。

 

浮かれるリスタルテ。

住人たちも、町を救ってくれた聖哉を歓迎します。

 

しかし聖哉がまず行ったのは、デーモンの残骸を集めること。

そして、とにかく攻撃。四天王ならば再生能力があるかもしれないから、と。

さらには強力な魔法を使い、町や住人にも火が移る始末。

 

お願いだから町から出て行ってくれと頼まれ、追い出された聖哉たち。

その後をついてきたのが、押し花をくれた少女とその父親。

感謝のしるしとして父親が渡した金をぶん取る聖哉。

それでも少女は聖哉のことを、病気だけど本当は優しいと評します。否定するリスタルテ。

 

しかし、少女がくれた押し花をまだ大事に持ち続けている聖哉を見て、リスタルテは微笑みます。

 

さあ次の町へ向かおうとしたところで、神界に戻りあらためて特訓をすることを聖哉が提案。

四天王を倒した以上、今度はもっと強敵が送られてくるかもしれないから、と。

 

しぶしぶ門を出し、神界へ戻ることにしたリスタルテと聖哉。

 

今回はここまで。

 

【今回の感想】

面白かったですね。

ある程度予想通りの展開ではありましたが、フェイクを使ってリスタルテすらだましていたというのは意外と良かった気がします。

 

それと、慎重さだけでなく鬼畜っぷりも明らかになったので、聖哉の今後の振る舞い方がいろいろ豊かになりそうです。

確かに救世主だけれど、過剰な慎重さと鬼畜さゆえに人々の多くからは素直に認めてもらえないというのは、過程は違えどもやはり『このすば』と近いように思えます。

でもそういった展開も良いと思います。今回の少女のように、わかってくれる人がわかってくれていれば。

 

とりあえず、強敵のひとりを早速倒した聖哉。今後、もっと強い敵が現れ続けるのか、それとも戦いとは別の困難に直面するのか。

 

次回も期待します。

 

以上、慎重勇者2話の感想でした。