俺を好きなのはお前だけかよ2話「俺に襲い掛かる負のスパイラル」【アニメ感想】
俺好き2話の感想・レビューです。ネタバレありです。
前回、衝撃のNTR展開から始まった俺好き。
今回はその流れから、主人公ジョーロが追いつめられる展開になりました。
しかし視聴者的には、もはやジョーロよりもパンジーの活躍が楽しみで仕方がありません。
もう完全にパンジーがホームズ、ジョーロがワトソンですね。
【今回の俺好き】
約束通り、昼休みに図書室に向かうジョーロ。
相変わらずのやり取りを挟みつつ、ジョーロが2人の恋路をどう助けているのか、報告するよう命じるパンジー。
まずはひまわり。
ひまわりとサンちゃんの映画デートを成立させるために尽力するジョーロ。
例のごとくひまわりはボロを出しまくったものの、なんとかうまくいくことに。
次にコスモス。
サンちゃんと一緒にお昼を食べたいとの要望。同じく協力することになったジョーロ。
やはり同じくポンコツなコスモス。ジョーロのフォローもあって、2人きりの昼食作戦は成功。
どちらのお願いも、「サンちゃんの親友のジョーロ」にお願いしたいという言葉にほだされて引き受けてしまったジョーロ。
以上の経緯をパンジーに語ったジョーロ。
話を聞いていて、何かを感じ取ったパンジー。しかし詳細は語らず。
パンジーはジョーロに質問。
2人の少女の恋を応援しているが、もし肝心のサンちゃんに好きな相手がいたらどうするのか、と。
そのことを想定していなかったジョーロ。
助言の感謝のしるしとして、生徒会の図書室監査で便宜を図ることを要求するパンジーと、それを承諾するジョーロ。
そして、サンちゃんに好きな人がいるのか尋ねたジョーロ。
そこで、いつも通りベンチが登場。
サンちゃんが告げた好きな人は、パンジー。
これもまた例のごとく、きっかけは去年の野球部地区大会決勝。
負けたサンちゃんに、パンジーが励ましの言葉をくれたとのこと。
そして、パンジーとの仲を取り持ってくれないかとジョーロに頼むサンちゃん。
しかし、ひまわりとコスモスのお願いがあるため、協力を断るジョーロ。
それに、パンジーとはたいして仲良くないから、と。
しぶしぶ諦めるサンちゃん。
去り際、サンちゃんが問います。
打たれたら負けの場面、相手の四番バッターが出てきたとき、どうするか。敬遠したほうが良いのか、と。
そりゃ敬遠すると答えるジョーロ。しかし、サンちゃんは違う、仲間たちからの信用とともにいつでも全力投球だ、と。
喜ぶサンちゃん。
身の振り方を悩むジョーロ。
パンジーを呼び出し、サンちゃんのことをどう思うか、と尋ねたジョーロ。
その瞬間、険しい表情になるパンジー。
なんとかサンちゃんを勧めるジョーロ。しかし、自分が一緒にいたいのはジョーロだとはねつけるパンジー。
そのやり取りをみて、ざわつく周囲。
そんな中、タイミング悪くサンちゃんが登場。
パンジーとはあまり仲が良くないんじゃなかったのか、とジョーロを問い詰めるサンちゃん。慌てるジョーロ。
そこでパンジーが、放課後の生徒会の図書室監査の件の打ち合わせだと助け舟。それに乗っかるジョーロ。
サンちゃんの誤解を解きつつ、「乱暴で優しくない最低のジョーロ君」との言葉を残し、去っていったパンジー。
その後、しばらく図書室には来ないようにとのパンジーからのメッセージ。ただ、来週月曜からは来い、とのこと。そのときまでには面白くなっているから、と。
ちなみにパンジーが置いていったクッキーを食べ、おいしかったと伝えたジョーロ。
それからしばらくは、ひまわりとコスモスへの協力に明け暮れたジョーロ。
しかし土曜にコスモスからの呼び出し。鬼の形相のコスモス。
曰く、サンちゃんからパンジーとの仲を取り持ってほしいと頼まれたとのこと。
サンちゃんの気持ちを知っていたのかと問い詰めるコスモスと、うなずくジョーロ。
コスモスの気持ちを考えると言えなかったと答えるジョーロ。しかしそれを疑うコスモス。
曰く、サンちゃんがジョーロに相談したら、信用できる仲間と協力して全力で行けと助言され、だから自分が頼まれたとのこと。
そんなこと言っていないと慌てるジョーロ。しかし、サンちゃんの野球のたとえ話がそのように解釈されてしまったらしい。
ジョーロの弁明に聞く耳を持たないコスモス。サンちゃんの恋に協力することにした。もう君は必要ない、と。
そして「無神経で残酷な最低のジョーロ君」との捨て台詞。
予想通り、今度はひまわりからの呼び出し。
やはりコスモスと同じことをサンちゃんから頼まれていたひまわり。
同じ失敗を繰り返すまいと、サンちゃんから相談を受けたとき、野球のたとえをきちんと理解せず答えてしまったと弁明。
しかし、ひまわり曰く、親友のジョーロは野球のたとえも恋の相談として理解してくれるはずだとサンちゃんが言っていたとのこと。
結局、ひまわりもサンちゃんの応援をすることに。そしてジョーロは用済み。
「意地悪で嘘つきな最低のジョーロ」との捨て台詞。
2人との関係が壊れ、落ち込むジョーロ。
そこにサンちゃんが登場。
なんか相談があれば話せよ、親友だろ、とのこと。
約束通り、月曜になったためパンジーから図書室に呼ばれたジョーロ。
「面白くなったでしょ」とパンジー。
ひまわりとコスモス2人への協力がメチャクチャになったことを把握しているパンジー。
しかしさらに、本当に面白くなるのはこれからだ、との一言。
その瞬間図書室に入ってきたのが、サンちゃん、ひまわり、コスモス。
今回はここまで。
【今回の感想】
今回はいわゆる胸クソ展開ってやつでしたね。ライトな方でしたが。
一見した感じ、ジョーロの味方がパンジーしかいません。
さすがにここまで見せられると、サンちゃんを頼れる真面目な親友なんて素直に思えませんよね。視聴者の目からしたら。
とりあえず、「親友だろ」なんて台詞を吐くヤツが良いヤツのはずがありません。ありきたりなことを言わせてもらえば、男同士の仲で「親友」という言葉はほぼタブーに近いですから。あくまで私見ですが。
まあ本作はそのあたりの機微を理解して、わかりやすく示してくれているのは明らかですね。
次回は、もはや探偵役みたいになっているパンジーがいろいろ活躍してくれそうです。
そこでもしかしたらサンちゃんの本性とかも明らかにされたりするのかな?
ちなみに、果たして今後ひまわりとコスモスがヒロイン的な人気を勝ち得る未来はあるのでしょうか?
ストーリー上仕方がないとはいえ、今回の行動は大きなハンデになるでしょう、当然。
しかも、今回OPとEDが見れましたが、今後も続々とヒロイン候補は現われるようですしね。
それにしてもやはりパンジーの素顔は可愛いようですね。
というか、夜空と雪ノ下を足して二で割ったようにしか見えな。。。ゲフンゲフン、いや可愛いですよね、パンジー。
まあいずれにせよ、キャラも可愛いし、今後さらなる追加キャラもあるようですし、そしてストーリーも気になります。
一応前話の余波を受けて、今回の展開はある意味想定内のものではありましたが、丁寧に作られていることに変わりはありません。とても好感が持てます。
やはり、今のところ今期アニメの中では期待値が極めて高い作品です。
以上、俺好き2話の感想でした。