因果交流電燈

本とアニメを題材にしていろいろ語るブログです。

面白い作品は生まれ続けている。

はじめまして、あるいは、おひさしぶりです。

 

約3年ぶりにこのブログを再稼働させます。

書き方も、書くペースもかなり変わるとは思いますが。

今久しぶりに確認したら、ほぼ毎日視聴したアニメの感想を書いている時期もありますしね。

さすがに同じことをまたやるのは無理ですから。

 

気ままに、気が向いたときに、アニメや漫画、ラノベについて書いていくことになるでしょう。

 

このブログの更新が止まってから今までの間にも、どれだけ面白い作品があったことか。

 

2022年12月現在、直近のアニメで、今とりあえず思いつくのを適当に挙げておきますか。

 

例えば、前クールの『リコリス・リコイル』。

なんか勢いがすごかった印象がありますね。作品の内容ではなく、反響が。

もちろん作品自体も面白かったし全話見ましたが、これといった爆発要因があったようには思えません。僕が知らないだけかもしれませんが。

それこそこのブログを一番書いている時に視聴していたら、反響も含めて感想を書いたりしたのかな?しないかも。

本作の物語は、オリジナルだけあってワクワク感がずっと継続していましたね。

だからといって、奇をてらった展開や、だれも望んでいない爆弾回を投入したりすることもなかった気がします。

身も蓋もない言い方をすれば、絶妙な塩梅の名作でした。

もちろん、誉め言葉です。

工夫しながら、王道を最後まで貫き通したという印象です。

正直、王道を最後まで貫き通して名作として終わらせるのが一番難しいように思えるので。

しかも同時に邪道への可能性も必ずしも排除していない、という印象もあり、そこもまた好印象でした。

個人的には、現時点で今後も時間が空いた時に繰り返し視聴するだろう作品リストにもう入っています。

最後に適当なコメントを加えるとすれば、少女2人のバディものが今後絶対増えるだろうと確信させる作品でした。

やはり『かわいい』の空間に、無粋な男は基本的にはいらないのかと、あらためて考えさせる作品でもあったかもしれません。

いわゆる『きらら』系になじみのある人なら周知のことかもしれませんが、『リコリス・リコイル』は一応シリアス系の作品でもあったので、より広範囲にね。

いや、それを言えば『まどマギ』もそうか?はて?

 

次に、まさに直近の作品に言及するならば、やはり『ぼっち・ざ・ろっく!』ですかね。

初回からほぼ毎話、リアルタイムで視聴していました(dアニメの配信タイミング)。

個人的な感想をいえば、視聴を続ける程度には面白いが、ふとした気まぐれで見るのをやめてしまうかもしれない、という程度の作品でした。

そう、伝説の第5話を見るまではね!

まあ、絶妙でしたよね。

まどマギ』以来、どんなアニメも3話までは要注意、という警戒網を敷いてきた身としては、正直気が抜けていました。

なんでしょうね、どうしてここまで『ぼっち・ざ・ろっく!』が爆発したんでしょう?

もちろん今は最高に注目している作品であり、それこそ5話以降は、もう一つの神回と言われる8話まで視聴していますが、どれもハズレ回がないという印象です。

個人的には、今期のアニメの中ではぶっちぎりの良作であると断言できますね。

このような経験は、これまでもあまりなかった印象です。

例えば、何か大きなきっかけで真相が明らかになり、これまでの見方が大きく変わった、という作品はそれなりにあります。

また、もとから前評判などもあって特定のタイミングで爆発することを知っていて、それを待ちながら視聴を続けた結果として、その我慢が報われることはありました。

さらに言えば、特にアニメオリジナル作品の場合には『お?』『お?』『おおー!!』という感じで順当に期待値が跳ね上がるケースも多いです。

その点、『ぼざろ』は微妙でした。

最もわかりやすい不満として、主人公のぼっちが真の実力を発揮するのはいつ?ということがずっと頭に残っていたわけです。

普通のアニメで言えば、1話か3話、そうでなければ最終話付近まで温存というのが鉄板という印象です。もちろん作品のストーリーにもよりますが。

結果、4話まで進んでぼっちちゃんはただの陰キャムーブしか見せず、原作を知らない僕からしたら、『なるほどね、ぼっちちゃん覚醒はまだ先だな、これ』と勝手に想定していました。

それがまさかの5話での爆発。

結果として、これまで最大の不満だったぼっちの覚醒が見えた以上、主人公のぼっちちゃん以外のキャラにも目を向けるようになります。

すると、相乗効果的に他のキャラたちの魅力も一気に見えてくるわけです。

今世界を揺るがす『ぼっち・ざ・ろっく!』ムーブメントの中には、僕と同じ印象を抱いた人も多いんではないでしょうかね?

一部の原作ファンなどからしたら、こうして流行に乗るのを嫌う人も、もしかしたらいるのかもしれませんが、これは仕方がないです。

だって、アニメが僕のような単純な人を乗せるつくりをしていたんですから。

また、『ぼざろ』が流行ってきたから便乗して急に肯定的な意見を出し始めたと批判する人がいるとしたら、それも間違いであるように思えます。

原作を知らないとはいえ、僕は1話からアニメを見てきていましたが、まさに5話を前評判などまったく知らずに見ていたら、視聴後に一気にネットでの評判を検索するようになったのです。

5話を見て、みんなはどう思ったのか知りたいと思ったほど衝撃だったわけです。

ただし、度肝を抜くような展開が用意されていたわけではない。あくまで、王道中の王道の展開を、満を持して披露した、ということでしかありませんでした。

しかしその披露の仕方が、なんとも絶妙でした。

なんというか、押し売り感がなかったのでしょうね。

誰もが期待していた展開であるのは確かなんですが、そのお披露目の時に、『はいはい、これだろ?』って見せられるのと、『お待たせっ!!』と見せられるのでは、天と地の差があるわけです。

その点、『ぼざろ』アニメは後者の『お待たせっ!!』を見事に達成したとしか言えません。

いや~おもしろい!

当然のことながら、早くもアニメ2期を希望します!

 

というか、復帰の簡単な報告だけのはずが書きすぎました。

 

ひとつだけ最後に言っておきます。

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』のアニメ第2期が、2023年1月から始まるようです。

偶然にもこのブログの最期の記事は、『防振り』アニメ第1期の感想でした。

その点、ある意味復帰にはちょうどいいかもしれませんね。

 

とりあえず、今後もアニメを中心に適当に書いていくことになると思います。

今回みたいにダラダラ書くこともあれば、まとめて何かを真剣に書くこともあるかもしれません。