因果交流電燈

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慎重勇者1話「この勇者が傲慢すぎる」【アニメ感想】

慎重勇者1話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

正直タイトルからしてあまり期待してませんでしたが、面白かったですね。

(どうやら原作のタイトルがアニメでは副タイトルになっているらしいですね。適切な判断だと思います。)

 

一言で言えば、豊崎さんのアニメでしたね。『このすば』が雨宮さん・高橋さん・茅野さんのアニメだったのと同じように。

やはりどうしても『このすば』と比較してしまいました。ただ、主人公のキャラは全く違うので、これから本作らしさが強調されていったら嬉しいですね。

 

【今回の慎重勇者】

 

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(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 

詳しいことはまだ不明ですが、とりあえず天界の神たちが勇者を召喚して地上を救うというのが舞台設定のようです。

 

そんな中、まだ経験が豊富とは言い難い女神リスタルテがS級難度の案件を任されることに。

焦るリスタルテは、異常に高いステータスを持つ竜宮院聖哉なる人物に目をとめ、彼を召喚することに。

 

召喚された聖哉。

リスタルテは女神然として振る舞うも、クールで態度がでかい聖哉にはまったく通じず。

リスタルテはいろいろと聖哉をその気にさせようと試みるも、聞く耳を持たない聖哉は異世界で戦う前に準備しておきたいとのこと。

そこでリスタルテは、聖哉のステータスというかプロフィールにあった、ありえないほど慎重という文言を見逃していたことに気付きます。

 

仕方なくそれを受け入れたリスタルテ。先輩のアリアドアの助言などもあり、聖哉の特訓を待つことに。

 

一週間ほど待ってようやく準備完了。聖哉は筋トレだけでそこそこレベルを上げた模様。

そしてリスタルテと聖哉は異世界へ。

 

まずは弱くても戦える村から出発。

しかし、聖哉の慎重さは変わらず。装備や道具は予備も含めて大量に買い、スライムにも必殺技を連発。

 

呆れるリスタルテ。

しかしそこで乱入者。

魔王軍四天王のひとりケオス・マキナなる色っぽいお姉さん。

どうやら魔王は勇者召喚のセオリーを読んで準備していた模様。

 

焦るリスタルテ。

そして、聖哉は迷わず逃走。

 

聖哉を追うリスタルテ、そしてケオス・マキナ。

 

今回はここまで。

 

【今回の感想】

 とりあえず、豊崎さんが演じるリスタルテの顔芸とリアクションに全振りのアニメという印象です。もちろん良い意味で。

それこそ『このすば』のアクアに続き、駄女神を地でいく感じですね。 

 

それだけでも十分パンチがあって面白いので、これからの問題は主人公の聖哉ですね。

ナヨナヨした主人公が異世界でいきなり力に目覚めて恰好つけ出すのは基本的にあまり好きではないので、個人的に聖哉のキャラは悪くないです。

ただ、クールで慎重な主人公というのは、場合によっては周囲の過剰なヨイショや主人公のご都合主義的な難聴といった要素を反復しかねないので、そこが多少不安ですね。

 

とりあえず現時点では、リスタルテという存在が期待を繋いでくれています。

 

次回が楽しみです。

 

以上、慎重勇者1話の感想でした。