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ちはやふる3 第14話「あひみての」【アニメ感想】

ちはやふるアニメ三期14話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

名人位の挑戦者がついに決定。

アニメ三期の中でも屈指の名勝負でした。

 

しかしそれだけにとどまらず、試合後にもうひとつ大きな波乱が。

おそらく、ちはやふるの中でも最大級の転機です。

 

盛り上がりが止まりません。

 

 

 

【今回のちはやふる

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©末次由紀講談社・アニメ「ちはやふる」プロジェクト2019

 

周防名人の姿を見て、今の現実に引き戻された原田先生。

膝の痛みに耐えつつ、がむしゃらな攻めで反撃開始。

 

そんな原田先生に心を動かされながらも負けまいとする新。

 

そして最後。

払われた空札。

 

お手つきをしたのは、新。

 

結果。

勝者は原田先生。名人位挑戦者に決定。

 

泣いて喜ぶ千早、太一、白波会のみんな。あと北野先生も。

そのとき、千早がつけているマフラーが周防名人のものだと知ると、それを返しに出ていく太一。

 

最後、新の陣に残っていた札は「ふ」と「ちは」。絶対取ると最後までこだわり、自陣右下段に置いていた札。そして、千早との思い出の札。

そのこだわりが敗因だったのかと考える新。

 

そこで新に声をかける千早。2人の戦いを賞賛。

千早なら終盤どうしたかと尋ねる新。

自分は攻めがるただから「ふ」も「ちは」も送る、特別だからこそ必ず取ると勝負に出る、と答える千早。 

 

その言葉を聞いて笑う新。そして「好きや」と千早に告白。

また一緒にかるたしようとの言葉も添え、照れて逃げ出す新。

 

放心状態の千早。

新の告白を聞いてしまった花野とかなちゃんは驚愕。

 

その頃、周防名人にマフラーを返した折に千早との関係を聞かれて「彼氏です」と答える太一。

 

表彰式。

村尾さんに、「ないもの」に会えたかと聞かれ、意地悪さ、経験、情熱、愛情、と答える新。

 

その後。

周防名人が詩暢に挑戦者決定戦の結果を報告し、同時にクイーン戦は気を付けるようにと忠告。

 

今回はここまで。

 

 

 

【感想】

いろんな意味で重要な回でした。

 

まず、新と原田先生の戦い。

挑戦者決定戦の結果としては2対1ですが、実質的には原田先生の2連勝。

 

作中最強クラスの実力者である新が負けてしまったのは衝撃ですが、新のこれまでの戦績を振り返ってみると、或ることに気づきますね。

 

ともかくこれで今回の名人戦の主役は原田先生となりました。

 

そして、この挑戦者決定戦の結果を吹き飛ばしてしまいかねない衝撃がもうひとつ。

新の千早への告白。

千早は何か返事をしたわけではありませんが、間違いなく2人の関係を変化させる出来事。

 

そのせいで、同じ頃周防名人に対して自分は千早の彼氏だと嘘をついていた太一が少し悲しく見えちゃいました。もはやピエロと言っていいほど。

 

思えば、アニメ三期は吉野会大会の頃から太一と新の恋愛バトルの様相を呈していましたね。

そんな中での今回の新による痛恨の一撃。

 

これからいろいろ物語が動きますね。主に恋愛面で。

 

次回も期待。

 

以上、ちはやふるアニメ三期14話の感想でした。