ちはやふる３ 第13話「ふりゆくものはわがみなりけり」【アニメ感想】
ちはやふるアニメ三期13話の感想・レビューです。ネタバレありです。
前回から引き続き、挑戦者決定戦。
まず、猪熊さんと恵夢の戦いは結構あっさりと決着がついちゃいました。
ただやはり注目なのは原田先生vs新の方でしょう。
今回、新の逆襲が始まりました。
あと、周防名人も登場。
今回も盛り上がりました。
【今回のちはやふる】
挑戦者決定戦第二試合はクイーン位のみ。
息子のおかげでメンタル的に回復した猪熊さん。
今までは「聞こえたら取る」という天才肌のスタイルだったのに、過去の千早戦などの敗北を踏まえて、お手つきをなくすためにより音に貪欲かつ慎重に。
結果、第二試合も猪熊さんの勝利。二勝でクイーン位挑戦者は猪熊さんに決定。
そして第三試合。今度は名人位のみ。
綿谷永世名人が乗り移ったかのような雰囲気を纏う新。
きっかけは、第一試合後の千早の耳打ち。原田先生は自分たちにとってはどこまでいっても先生だから、新のままじゃ勝てない、というもの。
事実、綿谷永世名人のようなかるたをとる新。
それに呼応するように、かつて綿谷永世名人と戦ったときの気持ちに戻り、若々しいかるたをとる原田先生。
そんななか原田先生を襲う膝の痛み。同時に周防名人の姿が目に入り、我に返る原田先生。
そして原田先生を見た周防名人が「名人戦で戦うなら原田先生がいい」とポツリ。
今回はここまで。
【感想】
クイーン戦の挑戦者の方は、まあ予想通りですよね。
そりゃ猪熊さんと詩暢の戦いの方が楽しみでしょう。
恵夢はなんだかんだ大半の強者と対戦済みだから新鮮味も薄い。千早にとってはリベンジしたい相手なんでしょうが。
でも2年連続で挑戦者決定戦敗北というのはちょっとかわいそう。
そして今回の目玉は、綿谷永世名人が乗り移った新の逆襲。
思えば、ちはやふるではこういった誰かの真似とか影響というのが結構重要な気もしてきます。
千早はずっと詩暢に憧れて正確な取りを意識することで活躍してきましたし、そもそもの感じのよさは周防名人を彷彿とさせるものでした。あと、もちろん原田先生。
そして新は祖父。
こうなるとメイン3人の中で太一だけが、憧れや影響といったものが定かではありません。
そこらへんがこれからの楽しみですね。
次回で挑戦者決定戦は終わるでしょう。
そこでやはり気になってくるのが、今回最後の周防名人の言葉。前に新に向けた言葉とは対照的です。
次回も楽しみ。
以上、ちはやふる三期13話の感想でした。
