防振り 9話「防御特化と第四回イベント。」【アニメ感想】
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。アニメ第9話の感想・レビューです。ネタバレありです。
ギルド対抗の第四回イベントが開始。
集う聖剣や炎帝ノ国も巻き込みながら、サリーがひたすら暗躍していました。
あと、炎帝の意外な一面も見れたり。
前回はメイプルが大暴れしていましたが、今回はサリーの独壇場って感じでした。
【今回の防振り】
それぞれが第四回イベントのための準備に励む中、楓の木を偵察する集う聖剣のフレデリカ。
偵察に気づき、勝った方が情報を渡すという条件でフレデリカに決闘を申し込むサリー。渡すのは炎帝ノ国の情報だけということで決闘を承諾するフレデリカ。
サリーとフレデリカの決闘。
フレデリカの多重攻撃魔法をひたすらしのぐサリー。
サリーのスキル「攻撃誘導」や「流水」など、ある程度情報が集まったと判断したところでフレデリカは降参。炎帝ノ国のミィ以外のプレイヤーに関する情報を提供。
自分のスキルを少し見せてしまったことを悔いつつ、サリーの秘密を知ることができたことや、炎帝ノ国の情報を流せたことにとりあえず満足し引き上げていくフレデリカ。
しかし実はサリーが決闘で見せたスキルはブラフ。技量だけで嘘のスキルを相手に信じさせることに成功。
第四回イベントの説明。
要は、各ギルドが所有するオーブの奪い合いによるポイント制。自ギルドのオーブを守りつつ、他ギルドのオーブを積極的に奪いにいくことが大事。
人手が足りないことや、メイプルのスキルに回数制限があるのがバレることを心配するサリー。
とりあえず、拠点防衛にはメイプル、ユイ&マイ、カナデ、イズ、攻撃にはサリー、カスミ、クロムがつくことに。
第四回イベント開始。
楓の木の攻撃班はサリーを中心に次々に他ギルドのオーブ奪取に成功。
集う聖剣
ドラグやフレデリカが拠点防衛。
攻撃班のドレッドがサリーと遭遇。互いにスピード重視。一戦交えたものの、すぐにドレッドは離脱。
炎帝ノ国
トラップが得意なマルクスたちが防衛。
攻撃班のミィが他ギルドの襲撃に成功していたとき、乱入してオーブを奪っていったサリー。
すぐにサリーを追ったものの取り逃がしてしまい、普段の凛々しさの欠片もなく涙目になりながら自分の不甲斐なさを嘆くミィ。
楓の木拠点
攻撃に出ていたサリーたちも戻り、オーブを奪い返しに来た敵を8人そろって迎撃。
天使メイプルの防御スキルを軸に、あっという間に制圧。
今回はここまで。
【感想】
相変わらず面白かったです。
終始サリーが活躍していました。
今回のフレデリカへの決闘申し込みを見てあらためて思いましたが、サリーは積極的に憎まれ役を担ってくれている気がしますね。
主人公最強ものにありがちで賛否が分かれる「イキリ」的要素がサリーに集中しているおかげで、メイプルはただの天使のままでいられるという。
ゲーム玄人だからというのもあるんでしょうが、メイプルの人柄を知っているサリーが自ら進んでそうした役割を買って出ているところもあるんでしょう。もはや完全に保護者。
そんなサリーが早速トッププレイヤーであるフレデリカ、ドレッド、ミィと交戦するという盛り上がる展開になりましたが、どれも決着はつかず。
少なくともミィやペインとはメイプルがガッツリ戦ってほしいところです。
そして炎帝ミィが実は弱気で泣き虫な女性だと判明。
まああれだけわかりやすく頼もしいリーダー然とした姿が描かれていたら何かしら裏があるだろうとは予想できますよね。
こうした伏線がある以上、そんなミィの裏の顔を知って密かに仲良くなりそうなのがメイプルでしょう。次回あたりそういう展開になったらいいな。
楓の木の他のメンバーに関しては、イベント前の準備の中でイズがメイプルやサリーが持っているのと同じユニーク装備を手に入れたっぽいですね。「破壊不可」とか言ってましたし。
楓の木のメンバーはほぼ全員が特殊な装備やスキルをゲットしている感じです。こうなってくるとカスミだけが唯一普通のままに思えます。
ちなみにですが、今回サリーたちに最初にオーブを奪われ、その後取り返しに行って返り討ちにあっていたギルド。その中心にいた連中は、第一回イベントでメイプルに最初にやられていたプレイヤーですね。
一番最初にメイプルに倒されたキザ野郎と、その直後ジェットストリームを仕掛けていた3人。
もはやメイプルにやられるのがお約束になってきちゃっています。なんという悪運。
今回始まった第四回イベント。トッププレイヤーみんなと直接絡むことになる大事なイベントですから、次回で終わるのは考えにくいですね。
次回はまず炎帝ノ国と戦い、次々回で集う聖剣と戦うといった流れになりそう。メイプルやマイ&ユイあたりの大活躍が見たいところ。
次回も楽しみです。
以上、アニメ防振り9話の感想でした。