異世界チート魔術師9話「戦のはじまり」【アニメ感想】
異世界チート魔術師9話の感想です。
◆概要
前回から突入した戦争という名の兄弟喧嘩の続きです。
「戦争」というものにいろいろ思うところがある太一と凛でしたが、なんやかんやあって一応戦争に向かい合うことになりました。
敵の第一陣との戦いは、「魔術石」なる諸刃の剣アイテムの登場という想定外の出来事こそあったものの、太一や凛、ミューラがいろいろ頑張ってくれて乗り切りました。
最後、カシム(cv下野さん)が何か企んでいる様子でしたが、次回に続きます。
◆感想
リアルタイムで視聴しているアニメの感想を書くようにしたばかりなので、できれば僕なりにいろいろ掘り下げたり、面白かったところの紹介に努めたいところなんですが、今回は特に書けることがありません。
この手のアニメの、あまり好ましくないところだけが現れた回だった気がします。
一言で言えば、平板でした。
クスッと笑うところもなければ、盛り上がるところもなく、ただの繋ぎといった印象です。
というか、盛り上げるべきところを一切盛り上げるつもりがないように思えました。
例えば、凛の部屋?が襲撃された時の太一の戦闘シーンは、彼が戦争に向かい合うことを決断した場面だったように僕には思えたのですが、わずか数秒で、しかも大した演出もなく流されました。
その後の戦争のシーンも、特に語るところがありません。
ところで、太一はいつになったら「チート」っぷりを見せてくれるのでしょう?
少なくともアニメのこれまでの回では見受けられませんでした。
その他大勢のモブキャラにはそこそこ派手な技をお見舞いする一方で、それなりにメインどころの敵を前にするとそこそこ苦戦してきた印象しかありません。
「召喚術師」という役割も、主人公の能力としてはいろいろ都合が悪いように思えるのは僕だけでしょうか?「チート」というより「人任せ」に映ってしまいます。
念のため言っておきますが、僕はこの手のいわゆる「主人公最強もの」自体は好きです。
しかし、それがアニメ化の際には悪いところばかりが目立ってしまう傾向にあるとも認識しています。
今後に期待したいと思います。
以上、異世界チート魔術師9話の感想でした。