因果交流電燈

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異世界チート魔術師10話「ひとつの決着」【アニメ感想】

異世界チート魔術師10話の感想・レビューです。

ネタバレを含みます。

 

前話は、戦争に突入したはいいものの、いまいち盛り上がりに欠けるという印象でした。

今回はどうでしょうか。

 

◆今回の異世界チート魔術師

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©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会

 

開幕戦勝利を祝って食べ過ぎて具合が悪い太一。

 

戦争で活躍した太一たちは、国王から王家の貴重な武器をもらえることに。

太一は刀をゲット。

その後、真武器を試すために訓練へ。しかし体調が悪い太一は一時訓練を離脱。

 

街中でもヒーロー扱いの太一。

そんな中、太一をストーキングしていたカシムと対峙。

 

リベンジに燃えるカシム。

カシムは太一に努力なら負けないと豪語し、2人の魔力を互角にする道具を用意。

少しカチンときた太一がその条件をのみ、チートを捨てて勝負へ。

 

2人が互いにボロボロになるまで戦いましたが、最後は凛の教えを思い出した太一が勝利。

魔力を制限している呪具を破壊しようとすると、そこからなんか黒い敵が登場。

それにはカシムも面食らった様子。

 

戦いを見守っていたグラミもそこに介入。

そして魔力を回復した太一が黒いヤツを一蹴。

戦いが終わり、カシムと太一はなんとなくお互いを認め合うような仲に。

 

敵の王弟軍は、太一たちの対策要員も含めて、次の戦いへの準備を終えた模様。

太一と凛も、戦いへの覚悟をあらたにしました。

 

今回はここまで。

 

◆感想

今回のカシム戦は比較的丁寧に描かれていた気がします。

 

と言っても、太一の戦いに関して努力をどうこう語ることには、どうしても白々しさを感じてしまいましたね。

かなり強引とはいえ一応カシムと太一を互角にするという舞台は整えたものの、太一のあの勝利の仕方に努力を認める視聴者はいないでしょう。

太一自身は先生が良かったと謙遜はしていましたが。

 

やはりこの手の作品で努力云々をそのまま語るべきではありませんね。もっとうまい描き方があったように思えます。

いっそのことチートで圧勝した方がいろいろすっきりした気がします。

 

まあとりあえずカシムと太一は、喧嘩の後に認め合うという古典的な関係性に入りました。

ここから何らかのかたちでカシムやグラミが太一たちの助太刀に入りそうですね。

 

次回からの盛り上がりに期待します。

 

以上、異世界チート魔術師10話の感想でした。