魔王様、リトライ!10話「マダム、咆える」【アニメ感想】
魔王様、リトライ!10話の感想・レビューを書きます。
ネタバレを含みます。
前話、2人目の側近・田原勇を召喚し、ラビの村興しを着々と進展させていく魔王。
そして、マダムの接待はまだ続きます。
◆今回の魔王様、リトライ!
聖女への成り上がりと亜人の少女との悲しい思い出をルナが夢にて回想。
だからこその、ラビの村へのルナの思い入れも判明。
マダム接待のために目覚めるルナ。
そこから始まるルナとマダムの温泉旅館放浪記。
脂肪を落とす塩サウナで、ついにマダムが発狂。もちろん良い意味で。
この接待によって、マダムは魔王たちを支援することを表明。
ちなみにこの接待中、ルナの魔王への気持ちを察して少し追求するという場面も。
その後、田原と悠の2人きりの会話シーン。
田原は魔王に進言したりもしつつ、ラビの村運営を順調に進めている模様。
そこでマダムの意見も仰ぐことを悠が提案すると、突如険悪な様子になった田原。
貴族への強い不信感を露わにし、「不夜城の一件」との言葉をもって悠を糾弾。
悠も珍しく素直に謝罪することに。
話題が変わり、魔王の特殊さについて悠が田原に話すものの、田原はまともに取り合わず。しかし、田原も何か感づいている様子。
そこからは魔王が悠、トロン、アク、ルナとひたすらイチャつく流れに。
ここは詳しく説明するのも野暮というものでしょう。
今回はここまで。
◆感想
なんという溜め回。
ヒロイン級の扱いを受けてきたマダムの接待編も今回で一区切りでしょうか。
その若干緩いエピソードに合わせて、ヒロインたちとの関係進展や伏線準備などが描かれました。
特に気になったのは田原と悠の会話でしょう。
いかにも重々しい「不夜城の一件」というのは、果たして今クールで回収されるのでしょうか。
そして悠や田原が感じた魔王の特殊性は、魔王というか九内のゲームマスター権限に由来するものなんですかね。もっと意味があったらおもしろいですが。
それにしても今回の悠と田原の会話であらためて実感しましたが、2人の役割はオバロのアルベドとデミウルゴスにかなり近いですね。
本作を見てまずオバロを想起しましたが、話数が進むにつれて、その影響を強く感じます。
それこそオバロと同じく話の進展が遅い、とか。
僕は原作もアニメも全部見ているくらいはオバロのファンです。
そのため、オバロとの顕著な違いを本作に見ることができることを期待しています。
今回は溜め回でしたから、次回からいろいろ爆発してくれるでしょう。
次回も楽しみです。
以上、魔王様、リトライ!10話の感想でした。