ぼくたちは勉強ができない第2期11話「祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[x]が降りかかる」【アニメ感想】
ぼく勉2期11話の感想・レビューです。ネタバレありです。
今回から文化祭編に突入です。
「必ず結ばれる」的なジンクスをめぐる重要なエピソードであると同時に、愉快な名場面がたくさんある面白い話です。
とりあえず今回は、真冬先生が魔法少女になりました。
これをどれほど楽しみにしていたことか。
【今回のぼく勉】
理珠や文乃たちの進路選択が順調な中、自分の進路について思い悩む成幸。
成幸たちの学校・一ノ瀬学園は文化祭の準備に。
成幸はクラスの出し物であるお化け屋敷の裏方仕事。理珠のクラスはうどん。文乃は触れてほしくない様子。うるかは水泳部の出し物だけは絶対に成幸に見られたくないらしい。
そんな4人の前に現れた文乃のクラスメイトの鹿島たち。彼女たちは文乃ファンクラブ「いばらの会」。
そこで話題になったのが、一ノ瀬学園文化祭のジンクス。後夜祭で花火の一発目が打ち上がったときに触れ合っている男女は必ず結ばれる、というもの。
そのジンクスを成幸と文乃は信じず、理珠はそもそも理解できず。
ただ、うるかは利用する気満々。そして密かにその話を聞いていた関城も理珠のためにやる気満々。
教職員も出し物をするらしく、その代表として真冬先生が担当することに。
内容はゴリゴリの講義。
それでは集客が難しいと、真冬先生の衣装を密かに準備する男性教師たち。
鹿島たちに連行された文乃。
文乃のクラスの出し物が投票で決定。全員一致で文乃主演の「眠り姫」。他のキャストの練習、文乃へのカンペなど、外堀を完全に埋めているクラスメイトたち。
そして衣装合わせに連れ出された文乃。
直後、教室の中では文乃ファンクラブいばらの会による作戦会議が開始。
いかにして劇の中で文乃と成幸をキスさせるか。
ジンクスなんて曖昧なものには頼らないと豪語する鹿島。
文化祭の後に模擬面接を行ってもらえるよう真冬先生にお願いする成幸。リミットを設けて、自分の気持ちを固めるために。
引き受ける真冬先生。
文化祭当日。
理珠のクラスで問題発生。父に100食分のうどんの準備を頼んでいた理珠。しかし父が間違えて1000食分のうどんを用意。
1000食ものうどんを捌くために成幸も協力することに。
うどん屋のビラ配りをしている途中で、成幸はうるかと水泳部の川瀬、海原に遭遇。
川瀬と海原は魔法少女フルピュアのコスプレ衣装姿。その恰好でアイドルライブをやるつもりらしい。
しかし、うるかの衣装が手違いで届いていないとのこと。校内に届いてはいるらしい。
うどん屋の宣伝と合わせて、フルピュアの衣装探しもすることになった成幸。
子供の目撃情報をもとに屋上に向かうことに。
扉を開けると、目の前にはフルピュアの衣装を着てポーズを決めている真冬先生の姿。
ポーズを決めていたのは、子供と目が合ったときに反応できなかったから練習していたとのこと。
そして衣装についてはもちろん、講義用の衣装の代わりにうるかの衣装が届いてしまっていたということ。
そこで成幸が真冬先生に一言。「脱いでください、今すぐに」
鬼の形相になった真冬先生。
その後、衣装を脱ごうとした真冬先生に問題発生。
無理に脱ごうとしたら衣装が破れてしまいそう。サイズのせいで。
水泳部に申し訳なさを感じる真冬先生。
大切な思い出になる文化祭。真冬先生自身は学生時代フィギュアに集中して一度も参加していなかったらしい。
そこで衣装を返す方法を成幸が提案。
水泳部によるアイドルライブ。
ステージに立ったのは、フリピュアのコスプレをした海原、川瀬、そして真冬先生。
今回はここまで。
【今回の感想】
とうとう文化祭編です。
文化祭とジンクス、まさに王道展開です。
そのためこの文化祭編では、ヒロインが勢ぞろいしてそれぞれ見せ場があるんですが、個人的にはやはり真冬先生と文乃の活躍が群を抜いています。
今回は真冬先生も文乃も、騒動に巻き込まれたところまででした。2人とも見せ場は一応次回です。
まあ真冬先生に関してはコスプレ姿披露だけで十分見せ場でしたけど。かわいい。
あくまで個人的な印象として、アニメ2期は前半から中盤にかけて理珠とうるかが目立っていたように思えますが、ここにきて怒涛の文乃ラッシュが続いていますね。
真冬先生はメインでもサブでも存在感抜群だから関係なし。まさに王者の風格。
あしゅみー先輩はちょこちょこ登場してくれていますが、2期ではガッツリのメイン回はなかったですね。ひな壇の裏回し的な。有能。
次回もあしゅみー先輩が参戦していろいろひっかきまわしてくれるでしょう。
文化祭編の尺から考えると、13話が最終回みたいですね。
次回も楽しみです。
以上、ぼく勉2期11話の感想でした。