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私、能力は平均値でって言ったよね!11話「慢心は禁物って言ったよね!」【アニメ感想】

のうきん11話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

マイルに頼りきりになっている赤き誓い。

そのためレーナたちはマイルの力に頼らずに依頼をこなすことに。

しかし、そこで受けた依頼はかなりの高難度。途中でマイルも予定を変更して本気で挑むことに。

 

かつてないピンチです。

今回はあっという間でした。面白かった。

次回が最終回のようですね。まさに続きが気になるところで今回はおしまい。

 

 

 

【今回ののうきん】

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©FUNA・亜方逸樹/アース・スター エンターテイメント/のうきん製作委員会

 

探索魔法など、マイルに頼ることになれてしまい、のび太みたいになっているレーナ、ポーリン、メーヴィス。

そんな3人の姿を見て、ドラえもんの気持ちを理解したマイル。

 

ギルド内でもどんどん高まっている赤き誓いの評判。

それを知ってますますレーナたちは乗り気になり、高難度の依頼を受けようとする流れ。

しかしそこでマイルが制止。

最近マイルに頼りがちなこと、このままでは万が一マイルがいなくなった場合にヤバいということを力説するマイル。

人はあっさり死んでしまうんだからと。自分の前世のことも踏まえて。

 

マイルの助言を受け止めたレーナたち。

それでも問題の高難度の依頼に挑戦することに。

 

依頼内容は、最近異変が起きている森に派遣されたものの行方不明になってしまった調査隊の捜索。

 

森に入り捜索を開始すると、次々に襲いかかるモンスターたち。

それを難なく退けるレーナ、ポーリン、メーヴィス。

そんな3人の成長ぶりに驚いたマイル。

 

森の異変を確認し、強いモンスターが現れたことによる影響かもしれないと推測するマイルたち。

さらに手練れの監視者の存在も判明。

一旦ギルドに戻り大規模な捜索隊を編成する案も出たものの、ここでマイルが予定を変更。最悪の場合自分が本気を出せば、問題の強力なモンスターも倒せるだろうから、捜索隊の救助を優先しようということに。

 

その後、手練れの監視者の正体が判明。獣人。

大勢の獣人からの襲撃に遭ったものの、マイルたちはそれを難なく退けることに成功。また、捜索隊が獣人たちに囚われている可能性が高いことも把握。

 

その後、獣人たちが遺跡で何かをしていることがわかり、一旦戻るかどうかという選択があらためて問題に。

しかし捜索隊が人質として利用されるかもしれない危険を考慮して、自分たちで捜索隊を秘密裏に救助することを提案するマイル。

 

マイルの睡眠魔法を駆使しつつ、囚われている捜索隊を発見。

しかし捜索隊の中の学者が遺跡の奥に連れていかれてしまったとのこと。

ひとまず学者以外の捜索隊を非難させ、遺跡の中へ学者を助けに行くことにしたマイルたち。

 

獣人たちをあっさり倒し、マイルたちは遺跡の奥へ。

祭壇や壁画がある広間に辿りつき、囚われた少女を発見。彼女こそ捜索隊の学者であり、実はエルフ。

しかしそのとき、この遺跡の支配者である地竜が登場。

マイルたちは一斉に攻撃を仕掛けたものの、一切効かず。

そこでマイルが本気を出して爆裂魔法を発動。しかしそれでもノーダメージ。驚くマイル。

学者少女の言葉によって、その竜が地竜ではなく、この世界最強の魔物である古竜であることが判明。

直後、古竜の攻撃で吹っ飛ばされ、血を吐いて倒れたマイル。

 

固まるレーナ、ポーリン、メーヴィス。

死ぬときはあっさり死ぬというマイルの言葉が脳裏によぎる3人。

しかし、「マイルは死なない」とのレーナの言葉で我に返ったメーヴィス、ポーリン。

 

限界などお構いなしに古竜に攻撃を仕掛けるメーヴィスたち。

わずかばかりの傷を与えることには成功したもののすぐに回復され、絶体絶命。

マイルが回復するまでなんとか守り切ると決意を固めるレーナ、メーヴィス、ポーリン。

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

言ってしまえば、タイトルの「慢心は禁物」が最も当てはまっていたのは実はマイルだったというわけですね。

 

どうやら最大のピンチがきたようです。

何よりもマイルがやられたのって今回が初めてですよね。

 

最終回直前のエピソードらしい回でした。

脇道に逸れたりすることなく最後まで一直線だったので、あっという間でした。

緩い会話などももちろん嫌いじゃないですが、今回はすごいスッキリしていて引き込まれて見ちゃいました。

 

マイルがやられた相手は古竜とのことですが、単純にヤバそうですね。

たしかマイルの能力の「平均値」設定では、この世界最強の古竜の半分くらいがマイルの能力だったはずですから。

それでも通常の人間と比べたら別格ですが、ここでまさか本物の古竜が登場とは。

 

まあ、むしろ古竜が登場してくれない限り、わかりやすくマイルが苦戦しないということでもあったのでしょうが。

次回マイルたちが古竜とどう戦うのか。私、気になります。

今回レーナ、メーヴィス、ポーリンがマイルの想像以上に成長していたことが判明していましたし、実はマイルの方も成長していた、とかそんな感じでしょうか。

あるいはさらにマイルのチート設定が追加されたりするのか。

 

でも、世界最強の古竜にもし次回勝ってしまったら、それこそ今後の強敵がいなくなるのでは。

勝敗はつかず、良い感じに解決したりする可能性もありえるのかな。

 

ちなみに、捜索隊を助けたときのシーン。

赤き誓いを馬鹿にしていたハンターの前でメーヴィスが力を見せつけ、その後に「私はこの中では最弱だぞ」と言ってのけたところは、良かったですね。

いろんな意味で不遇な気もしていたメーヴィスが格好良いところを見せてくれました。

 

最終回がどうなるか楽しみです。

 

以上、のうきん11話の感想でした。