可愛ければ変態でも好きになってくれますか?12話「可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?」【アニメ感想】
変好き12話の感想・レビューです。ネタバレありです。
最終回でした。
前回ついにシンデレラの正体が瑞葉と判明し、しかも慧輝と瑞葉が義理の兄妹ということも明かされました。
そのため今回は瑞葉ルート一直線だと予想されたのですが、最後の最後に衝撃の爆弾が放たれました。
面白い最終回でした。
【今回の変好き】
紗雪先輩と結婚することになった慧輝。
からの夢オチ。
からの寝起きの慧輝への瑞葉のキス。
前回の告白以降、瑞葉は積極的に、逆に慧輝はよそよそしくなっている様子。
それでもグイグイ来る瑞葉を前に、慧輝は家出をすることに。
ついでに父親に義理の兄妹の件について確認。あっさり認める父。
そして例のごとく、翔馬と小春先輩との作戦会議へ。
小春先輩は、なんだかんだ兄妹の恋愛には肯定的な模様。
ちなみに、小春先輩と翔馬は地道に関係が進展しているらしい。
次に南条と遭遇。
南条曰く、瑞葉は結構モテているとのこと。
それを聞いた慧輝の反応に、何かを感じた様子の南条。
突然の雨に打たれ、帰宅した慧輝。
熱を出した慧輝を瑞葉は看病することに。
瑞葉に話を聞き、紗雪先輩が慧輝の見舞いに。
いろいろイチャついたものの、寝てしまった紗雪先輩。
直後、今度は唯花が見舞いに。
紗雪先輩をたたき起こし、いつも通り2人で慧輝を奪い合う両手に花の展開。
しかし瑞葉の介入もあって2人は退散。
寝る慧輝。
瑞葉が養子として家にやってきたときのことを思い出します。
起きて風呂場に向かうと、いつものラッキースケベ。
瑞葉は慧輝が風邪をひいたのは自分のせいだからと、慧輝に好きになってもらうまではキスをやめると謝罪。
慧輝は瑞葉に、なぜ自分を好きになったか聞きます。
初めて慧輝と会ったとき、家族を失った瑞葉に対して、自分たちは「家族」であり、これからずっと一緒だと慧輝が言ってくれたことがうれしく、その後一緒に暮らしていたら好きになったと瑞葉は言います。
瑞葉からの告白を受け入れても断っても2人の関係は変わると思った慧輝は、悩みつつも、これからも瑞葉の兄でいることを決心します。
再び戻る日常。
そんな中、瑞葉はプールの一件で勝ち取った命令権を使い、慧輝に兄妹としてではなく恋人として一日デートしてほしいとお願い。
兄であることを決心した慧輝も、なんだかんだときめきます。
デートをする2人。
瑞葉がスマホを落としそうになり、それをキャッチした慧輝が見たのは、目を隠し下着姿になった瑞葉の写真。
瑞葉「わたし、露出狂だから」
思い出される、ノーパンになりたい日があるかという慧輝の質問。
そのとき瑞葉は「ない」と答えたものの、実は定期的にノーパン・デイがあるとのこと。
しかも、部室掃除の日もノーパンだったらしい。汗をかいたから持っていたパンツをはこうとしたところでちょうど慧輝が戻ってきた、と。
最大の謎が解けた瞬間。
こんな妹だけど彼女にしてほしいと頼む瑞葉に、
慧輝「ごめん、無理」
これでおしまい。
【今回の感想】
なるほど、これかメインヒロインか。
と思っていたところの、慧輝の断りムード。
かと思いきや、意外と慧輝も満更ではない感じ。
からの、爆弾投下。
良い最終回でした。
ヒロインみんなが何らかの変態でしたから、瑞葉も当然そうだろうとは思っていましたが、極度のブラコンかな?と軽く考えていた自分が甘かったようです。
ある意味、これまでのヒロイン勢の中で最もヘビーな趣味嗜好でした。
兄としての慧輝は特に気が気ではないでしょう。
おそらく視聴者的に一番気になるのは、瑞葉の趣味というか写真は公開されているものかどうかということでしょうね。
さすがに個人的に秘密裏に行われているものだとは思いますが。
公開・拡散されていたとしたらヘビー過ぎますし。ビッチなヒロインというのもニッチな層にはハマるでしょうが。
瑞葉がスマホで見ていたファン?たちからのメッセージを見ると、ビッチ路線もありえなくはなさそうですが。
とりあえず、シンデレラ事件の真相と犯人(?)が判明しつつ、恋愛的な結末を迎えたわけではなく、ある種の振り出しにもどったところで終わりました。
まあそりゃそうですよね。原作もまだ続いているみたいですし。
ただ1クールアニメとしてはかなり綺麗にまとまっていたと言えるのではないでしょうか。正直、原作買おうかなと思いましたし。
願わくば、アニメ二期があってほしいですけど。
OPにも出ており最後にも登場していた彩乃以外の生徒会?のメンバーも、これから活躍するのでしょうね。
結局、続きが気になります。
『のうこめ』なんかもそうでしたが、やはりこういったアホなハーレムものは面白いですね。実はそういう作品はストーリーもしっかりしていることが多いですし。アホだけど。
とりあえず、変好き、かなり楽しめました。
以上、変好き12話の感想でした。