アズールレーン4話「【桜嵐】外套と短剣」【アニメ感想】
アズレンアニメ4話の感想・レビューです。ネタバレありです。
かなり面白かったです。
今回は重桜陣営がメインの話だったので、重桜のキャラがたくさん登場しただけで満足でしたが、それだけでなく、いろいろと重要な情報が盛りだくさんでした。
しかし一番気になったのは、やはりアレですね。オブザーバーちゃん。ハレンチすぎます。
セイレーン側も登場してきて、どんどん面白くなってきましたね。最高。
【今回のアズレン】
重桜陣営。
帰港した赤城、加賀、綾波、瑞鶴、翔鶴たち。そして彼女たちを賑やかに出迎える夕立や雪風たち重桜勢。エンプラとの戦闘を思い出し、次こそ必ず、と決意する瑞鶴。
続いて、エンプラのハレンチな寝姿。
前回の宣言通り、エンプラの生活習慣を直そうとするベルファスト。エンプラの中に宿る人の心を見届けたい、とのこと。
救出された東煌の寧海と平海は元気に商売を始めている様子。エンプラは助けてくれたお礼として彼女たちから商品のパンダスイーツ?をもらいます。
寧海と平海による、先日の戦闘に関する事情説明。
セイレーンの怪しい動きを掴んだ東煌は偵察に。そこで、セイレーンの上位個体を目撃したとのこと。
アズールレーンとレッドアクシズが戦っている隙をついて、セイレーンが仕掛けてくるかもしれないと推測。
セイレーンとレッドアクシズの関係が気になるエンプラ。
ベルファスト曰く、ロイヤルのメイド隊がすでに調査に動いているとのこと。
再び、重桜陣営。
長門に面会する赤城と加賀。セイレーンを操る黒箱について、それもまたメンタルキューブであり、艦船の素材そのものだと解説する赤城。それを聞き「オロチ計画」と発言する長門。肯定する赤城。
しかし長門は、自分たちから仕掛けたことについてはあまり納得していない様子。重桜のためには強行策が必要だと語る赤城・加賀。
重桜での交流事情。
綾波から今回の戦闘の話を聞いて盛り上がる夕立、雪風、時雨たち駆逐艦勢。彼女たちの騒がしさを叱るニーミ。
高雄と瑞鶴。エンプラに歯が立たず思い詰めすぎな瑞鶴を励ます高雄。
そして。
重桜陣地に潜入しているロイヤルのメイド隊・シェフィールドとエディンバラ。不知火に正体がバレかけそうになったものの、調査を続行。
物資の流れから、大掛かりな建造が行われていると推測するシェフィールド。
そのとき、ふらふらしている明石の姿が。
迷子になった明石が見つけたのは、セイレーンにそっくりな、オロチ計画の船らしきもの。
そして、その船の近くには赤城の姿。赤城がかざした黒箱は怪しい光となり、船がその光を吸収。
直後、セイレーンのオブザーバーが登場。「これほどのエネルギーが集まればオロチ計画発動は目前」「この調子ならあとひとつ」。そういって、新たな黒箱を赤城に渡すオブザーバー。
オブザーバーちゃん曰く、オロチ計画が生み出す船は、「あらゆる思いをのせて海を渡る方舟」。そして、赤城に「もうすぐ会える」と耳打ち。不機嫌そうに、誰かに見られるとマズイと答える赤城。
ヤバいところを見てしまったと慌て逃げようとする明石。その背後から、加賀が登場。
なんとか誤魔化そうとするも、オブザーバーに拘束され始末されそうになる明石。
オブザーバーの行動を止める赤城。
その直後、発砲。明石が拘束から解放。撃ったのはシェフィールド。
シェフィールドと加賀・赤城が交戦。赤城のスキを突き、黒箱をエディンバラの手に渡すことに成功したシェフィールド。
オブザーバーも参戦しそうになったところで、シェフィールド達は素早く撤退。
緊急警報が鳴り響く重桜陣地。
逃走するシェフィールドとエディンバラ。このままじゃ消されると強引に付いてくる明石。仕方なく明石を連れていくことにしたシェフィールド。
3人が海に出た直後、襲撃。高雄が登場。シェフィールドが「ここは私に任せて先に行け」宣言。
シェフィールドvs高雄、開戦。二丁拳銃と剣の戦いは拮抗。
そこで綾波が参戦。
その様子を見ていたエディンバラと明石。エディンバラのポンコツで滅茶苦茶な介入によって、とりあえず大爆発。
結果。
敵を逃がしたことを赤城に謝る加賀。黒箱が敵に渡ったことについて、好都合かもしれないと告げる赤城。アズールレーン側が黒箱を育ててくれるならそれに甘えよう、と。
戦闘から戻ってきた綾波と高雄。
相変わらず、綾波を賑やかに迎える夕立・雪風・時雨トリオ。彼女たちを「大切な友達」と言う綾波。
そして他の重桜のみんなも見て、「だからみんなのために」と言ったところで、ジャベリン、ラフィー、ユニコーンの姿を思い出し、口をつぐんだ綾波。
今回はここまで。
【今回の感想】
大満足ですね。
原作アプリをやっている僕ですら今回はいろいろ情報が多すぎてお腹一杯なので、アニメ新規の方はどう思ったのか気になるところですね。むしろ事前情報がない分、わかりやすかったりするのかな。
今回は重桜がメインの話でした。
前回のユニオン・ロイヤルがメインのキャラ回も面白かったのですが、重桜の場合はセイレーン関係の話題も絡んでくるため、情報量がヤバかったですね。
以前の記事でも書きましたが、僕は原作の方のストーリーは全然理解できていませんし、アニメとゲームでどれほどストーリーが共通しているのかもわからないので、とりあえず今話で判明した、ストーリー上の重要な情報を整理しましょうか。
・重桜陣営は、あくまで重桜の未来のためにセイレーン技術を利用している。
・重桜の目的は「オロチ計画」なるもの。その計画の要が、謎の大型船の建造。
・オロチ計画はセイレーン側も把握していて、その重要さも理解している。
・セイレーンを操る黒箱は艦船の素材と同じ。また、黒箱は何らかのエネルギーを蓄える媒体でもあるっぽい。そのエネルギーを集めることで、オロチ計画の船も完成するらしい。
とりあえずはこんな感じですかね。まだ不明な点は多いですが。
ここからはキャラの話。
アズールレーン側もそうでしたが、重桜でも駆逐艦勢は賑やかな癒しの役割のようですね。
これは余談ですが、綾波と仲良かったトリオの中にいた雪風は、原作ゲームでは綾波と並んで最強クラスの駆逐艦として重宝されているキャラです。
一応触れておくべきかなと思うのは、長門というロリっ子。
とりあえず、長門が重桜の象徴でありトップであると理解しておけば良いでしょう。
しかし現在は穏健派の長門よりも、赤城・加賀のタカ派の方が実権を握っているといった感じですかね。そこらへんの微妙な対立関係は今話でも描かれていましたね。
これもまた余談ですが長門は、原作アプリを長く続けている人なら誰もが知っている強キャラです。もはや「長門以前/長門以後」という区切りがあると言えるくらいだと個人的には思っていますが。
他にも重桜側のほぼ主人公と言える瑞鶴、いろいろな意味で熱狂的な人気を誇る高雄、ゲームではほぼマスコットである明石、予想以上に活躍が早かったシェフィールド、そしてセイレーン側のキャラなど、語りたいことは山ほどありますが、今回はやめておきましょう。それほど今回は重厚でした。
とりあえず、やはり重桜の主軸は綾波と、赤城・加賀ですね。
綾波はともかく、赤城・加賀が孤立した悪役というイメージにならないことは祈っています。まあ単純な悪役だとしても格好良いのですが。それほど2人のキャラは立っていますから。人気もすでにありますし。
とはいえ、今のところ赤城・加賀は2人きりのやりとりが多いので、それこそ翔鶴など他のキャラとの絡みをもっと見たいところです。
これからもどんどん面白くなりそうです。
放送前はただキャラの可愛さを楽しめれば十分とは思っていましたが、ストーリー面も期待できそうですね。
以上、アズレン4話の感想でした。