因果交流電燈

本とアニメを題材にしていろいろ語るブログです。

私、能力は平均値でって言ったよね!8話「ポーリンが結婚って言ってないよね?!」【アニメ感想】

のうきん8話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

ポーリン回かと思いきや、それだけでなくメーヴィスの家族問題もついでに解決しちゃいました。

シリアスになりすぎず、また変に引っ張られることもなく今回だけで一件落着。なかなか良かったと思います。

そしてあらためて言うまでもないですが、マイルは最強でした。

 

 

 

【今回ののうきん】

f:id:otokitakun:20191126010445j:plain

©FUNA・亜方逸樹/アース・スター エンターテイメント/のうきん製作委員会

 

姿を消したポーリンを心配するマイルたち。

そのときメーヴィスのところに兄からの手紙。そこに書かれていたのは兄が結婚するということ。そしてその相手が、ポーリン。

驚愕するマイルたち。事情を知るべくすぐポーリンの故郷へ向かうことに。

 

一方その頃。兵士に連れられ商会に帰ってきたポーリン。

オースティン伯爵家との縁談を命ずる商会長と領主の子爵。彼らの狙いは王家に近づくこと。母と弟が人質にされているためポーリンは抵抗できず。

その後、顔合わせとしてオースティン伯爵が到着。

ポーリンと2人きりになると、赤き誓いについて知っているということ、しかしメーヴィスがハンターになることには反対であることを伝える伯爵。そして、余計なことをするなとポーリンに警告。

 

ポーリンの故郷に着き、そこの惨状に驚くマイルたち。どうやら今の商会長が悪事の限りを尽くし搾取しまくっているとのこと。

ポーリンの結婚をぶっ潰す気満々のマイルたち。ポーリンの気持ちを踏みにじるのは許せないからとメーヴィスも賛同。

しかし、子爵を敵に回すため下手すればお尋ね者になってしまうという問題が。そこで何か策を思いついたマイル。

 

商会に乗り込んだマイルたち。バレバレの仮面をつけて。

兵士が続々登場。それを片っ端から倒していくマイルたち。

その頃、屋敷の中では、兵士全員が侵入者退治に駆り出されたおかげでポーリンの弟が脱出成功、母がポーリンのところへ。そして、商会長と領主への復讐を果たそうとするポーリンと母。

そのとき現れたマイルたち。みんなが来てくれたことを喜ぶポーリン。直後、伯爵も登場。ポーリンは商会長たちの悪事を暴露。苦し紛れに反論する商会長たち。その話を聞いた伯爵は、剣で正義を示せと指示。

 

ポーリンvs商会長・領主。

開始早々2人を魔法で拘束したうえで、「あなたたちの罪を数えなさい」と物理的にボコるポーリン。その後、商会長たちは御用。

 

伯爵にお礼を言うポーリン。ただ伯爵は商会長たちの悪事を把握していたらしい。

伯爵の狙いは別。ポーリンの政略結婚を防ぐために必ず駆けつけるであろうメーヴィスを誘い出すこと。もちろん今の変装もバレバレ。

メーヴィスを連れ戻そうとする伯爵。本当の騎士になりたいと言い、断るメーヴィス。すると伯爵は部下に向かって、メーヴィスに剣の使い方を教えてやれと命令。しかしそいつらを速攻で倒してしまうメーヴィス。驚く伯爵。メーヴィスは、師匠のおかげで強くなったと発言。マイルを指しながら。

それを面白がった伯爵は、マイルが自分より強かったらメーヴィスのわがままを許すと提案。結果、マイルと伯爵の決闘に。

 

マイルvs伯爵。

開始早々かなりの強さを見せる武闘派の伯爵。しかし、準備を整えたマイルが攻勢に出ると一気に劣勢になり、マイルの力を「人の領域を超えている」と驚愕。

剣を交えながら、なぜメーヴィスに反対するのか尋ねるマイル。その答えは要するに頑固な親バカ。

そして決闘はマイルの勝利。

負けた父に向かって、これまで育ててくれたことへの感謝を告げたうえで、父を超える騎士になりたいと宣言するメーヴィス。それに直接は答えず、マイルに向かって娘をよろしくと言い去っていく伯爵。

 

その後。

母と弟に商会の復興を任せ、旅立つことにしたポーリン。

そして、やっぱり行かないでと泣きながら馬車を追いかけるメーヴィスの父。

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

面白かったと思います。

 

まずはポーリンの復讐。レーナのときみたいな、命を奪う/奪わない論争が今回はなかったので良かったです。心情的にはもちろん最大級の罰を与えてほしいところですが、その流れを繰り返したらさすがにクドくなっちゃいますからね。 とりあえずボコったうえで正当な裁きを与えるということでうまく解決しました。

 

ちなみに、メーヴィスの父がポーリンに余計なことをするなと警告したとき、なんだこのクソ親父は、と思っちゃいました。そもそも、メーヴィスがハンターになることに反対、だから余計なことをするな、という論理が良く分かりませんでした。

いざ蓋を開けてみれば、ただの親バカでした。とはいえ、メーヴィスを誘い出そうとしていること以外はポーリンに伝えても問題ない気がするのですが。わざわざポーリンに決闘させたのは、彼女に復讐の場を与えたと理解できますが。

 

そしてメーヴィスの家族問題。

まあ、マイルが勝ちますよね、当然。というかメーヴィスでも父に勝てるんじゃないでしょうか。

なんか久しぶりにマイルのチートっぷりを見た気がします。最近マイルは手を抜きがちな印象でしたから。今回も本気ではなかったでしょうが。

 

なにはともあれ、これでレーナ、ポーリン、メーヴィスの闇や悩みが解消されました。

こうなると次はマイルでしょうか。家の問題はマイル本人がたいして興味なさそうですから、期待したいのはやはりマルセラたちの再登場や王女の誤解をめぐる問題ですね。

あるいは単なる日常回が繰り広げられるのか。

 

次回以降どうなるのか。わたし、気になります

 

以上、のうきん8話の感想でした。