ちはやふる3 第12話「はなさそふあらしのにはのゆきならで」【アニメ感想】
ちはやふるアニメ三期12話の感想・レビューです。ネタバレありです。
ついに始まった名人位・クイーン位挑戦者決定戦。
原田先生vs新
猪熊さんvs恵夢
どちらもベテランvs有望な若手の戦い。
挑戦者決定戦は三本勝負。今回は第一試合の決着がつきました。
新と原田先生のバトルが熱かった。
【今回のちはやふる】
迫力満点の攻めがるたで開始早々新を圧倒する原田先生。
しかし新もすぐに反撃。札移動、渡り手、超加速などの武器を駆使して、一気に主導権を獲得。
読手と相性が良い恵夢のバランスの良いかるたに苦戦する猪熊さん。
名人戦・クイーン戦のどちらも若手が優勢。
そのまま決着かと思いきや、熟練の技と粘り、先生としてのプライドをもって最後は原田先生が勝利。
その原田先生の勝利を見て感化された猪熊さんも、恵夢に辛勝。
挑戦者決定戦第一試合はともにベテランの勝利。
しかしその後原田先生から、二試合目を棄権するとの衝撃の一言。
先生曰く、三試合目の読手である牧野さんの読みの方が好きだから。
一方、不本意な不戦勝を手にしてしまった新はイライラモード。
そんな新に何か耳打ちをする千早。
今回はここまで。
【感想】
今回一番良かったのは、新の原田先生へのリスペクトですね。
原田先生がかつて一度対戦したことがある綿谷永世名人の孫である新との試合を喜んでいるのに対し、新は小学生時代の恩人である原田先生との対戦を敬意を込めつつ嬉しがっていました。
千早や太一が原田先生をどれほど尊敬しているのかはこれまでにたくさん描かれてきましたが、新と先生に関しては最近あまり深い接点がありませんでした。
それがこの大舞台での初対戦において、はじめて新の原田先生への思いが明らかになったわけです。
ここは個人的にかなり好きな場面です。
あと、読手の牧野さんと原田先生の因縁も良かった。
過去にあれだけ無神経な発言をしたくせに、ここにきて殺し文句を放った原田先生。
なんという女泣かせ。
そして現時点の結果としては、原田先生と新はともに一勝ずつになりましたが、流れは明らかに原田先生です。
また、第一試合は勝ったもののどこか調子が悪そうな猪熊さんはどうなるのか。
次回も期待です。
以上、ちはやふる三期12話の感想でした。