虚構推理 8話「虚構を紡ぐ者」【アニメ感想】
アニメ虚構推理8話の感想・レビューです。ネタバレありです。
今回は、鋼人七瀬事件の黒幕であり九郎の従姉である桜川六花さんについての話でした。
妖艶でありつつ茶目っ気もある六花さん。かわいい。
次回から本格的に解決篇。「鋼人七瀬攻略議会」がはじまります。
【今回の虚構推理】
六花さんとの出会いを回想する紗季。
六花さんの姿を見てすぐ、この人が九郎の初恋の人だと直観。同時に六花さんの言いしれぬ怪しさに不安な気持ち。
その後紗季は、六花さんが自殺未遂を繰り返していることや、その後亡くなったということを周囲から聞くことに。
九郎は六花さんに縛られていると言う紗季。
六花さんへの好意を認めながらも彼女がいなくなることをたまに願うことがあると言う九郎。
疑問を感じる紗季。六花さんは亡くなったはずだから。そこで九郎が一言。「六花さんは僕の従姉なんですよ」。
その言葉で察した紗季。
その後。
九郎と紗季の微妙な空気感を見て、2人きりの時間をつくってしまったことを後悔する琴子。あんなことやこんなことをしたんじゃないか、と。
しかし九郎が席を外しているときに紗季が持ち出してきたのは六花さんのこと。
六花さんもくだんと人魚の肉を食べ、九郎と同じ能力を持っていることを認める琴子。
しかも六花さんはつい1ヶ月前まで琴子の屋敷で一緒に暮らしていたらしい。
詳しくは不明だが、六花さんがずっと入院していたのはその体や能力を調べるため。
その後病院から半ば追い出されるかたちになってしまい、九郎を介して琴子のところで面倒を見ることに。ちなみにそのときの交渉で琴子は九郎の部屋の合鍵をゲット。
出会った頃から六花さんは琴子に何か思うところがあった様子。ただ琴子曰くその後和解したらしい。
しかしひと月前に六花さんは突然琴子の屋敷を去り行方不明に。
実は九郎が真倉坂市を訪れたのは、琴子が呼んだからではなく六花さんの行方を追う中で鋼人七瀬事件に辿りついたから。
六花さんが鋼人七瀬事件に関与していると九郎と琴子が気づいたきっかけは、鋼人七瀬まとめサイトトップページにあるイラスト。その絵が六花さんのタッチだったらしい。
短い期間に鋼人七瀬が亡霊として実体化できたのは、六花さんの未来決定能力のせい。もちろんその過程で何度も死にながら。
ではなぜ六花さんは鋼人七瀬を生み出したのかと疑問に思う紗季。
琴子曰く、六花さんは未来決定能力でどこまで行けるのかを試しているらしい。
そのとき、あやかしから鋼人七瀬出現の知らせが入り、九郎たち3人は現場へ。
現場に着き、九郎は車を降りて鋼人七瀬と相対。
琴子は紗季と一緒に車に残り、鋼人七瀬まとめサイトにアクセス。
まとめサイトを舞台としてこれから行われるのは「鋼人七瀬という亡霊は本当にいるのか」という議題をめぐる琴子と六花さんの争いであり、匿名で無責任なサイト閲覧者たちが議決権をもつ議会。
琴子と六花さん、どちらがよりもっともらしく面白い物語を提示し、サイト閲覧者の支持を得ることができるのか。
今回はここまで。
【感想】
とりあえず六花さんが可愛かったのでオッケー。アニメで見れて良かった。
九郎は六花さんのことが好きで、六花さんも九郎を可愛がっている様子。
一方、六花さんと琴子の関係性には、曰く言い難いところがあるようです。
紗季については「いい人ね」と言ったのに対し、琴子に関しては「この娘は良くないと思う」と言い放った六花さんの真意は不明です。
少なくとも今わかっているのは、六花さんと紗季は見た目や雰囲気に関しては同系統であり、九郎の好みということ。琴子はまるで真逆。
ただ琴子と六花さんは一見真逆に思えますが、どちらもミステリアスという点では共通しているように思えます。
天真爛漫美少女に見えるけどどこか達観している感がある琴子と、妖しく不穏な雰囲気を纏っているけどちょっと天然なところがある六花さん。
表面的には陰と陽で分かれたダブルヒロインに見えますが、そうとも言い切れないところがあります。
いずれにせよ2人とも腹の底が読めません。
琴子と六花さん、アニメ視聴者の間ではどっちが人気になるんでしょうね。
ちなみに僕は六花さん推し。もちろん琴子も好きですが。
次回から「鋼人七瀬攻略議会」が始まります。本格的に推理ものらしくなっていきます。ただし謎の解き合いではなく嘘のつき合い。
次回も楽しみです。
以上、虚構推理8話の感想でした。