鬼滅の刃23話「柱合会議」【アニメ感想】
鬼滅の刃23話のレビュー・感想を書きます。ネタバレありです。
前回柱たちの小物感のせいでいろいろヘイトが溜まった分、今回は気持ちよく見れました。面白かったですね。
【今回の鬼滅の刃】
前回から引き続き、不死川が禰豆子を挑発する場面から。
禰豆子は、炭治郎が冨岡から禰豆子を守ってくれた場面や家族との思い出を回想し、同時に鱗滝さんの「人間は家族、守るべき存在」という言葉も反芻。
一方炭治郎は、伊黒の拘束から逃れようと抵抗。胡蝶に止められますが、拘束を強引に振りほどきました。
その瞬間、伊黒の手を掴む冨岡。(何か特別な意図があったのでしょうか?)
禰豆子の近くに行き、様子を見守る炭治郎。
禰豆子は苦し気な表情でしたが、ついにはぷいっとそっぽを向きました。
驚く不死川と、安堵する炭治郎。
するとお館さまは、禰豆子が人間を襲わないことが証明されたと宣言します。
そして炭治郎に言います。まだ禰豆子を快く思わない者もいるだろうからこれから証明しろ、十二鬼月を倒せ、と。
炭治郎は、禰豆子と共に鬼舞辻を必ず倒すと宣言。
それに対し、今の炭治郎では無理だからまず十二鬼月をひとり倒そうか、とツッコむお館さまと、赤面する炭治郎。
柱たちも笑いをこらえます。
お館様は続けます。柱は強く、十二鬼月も倒している。だからこそ尊敬されている。炭治郎も口の利き方には気を付けるように、と。
同時に、不死川と伊黒には下の者をいじめるなと言い渡します。
炭治郎たちは頭を下げ了承します。
話がまとまり、炭治郎たちはさがることに。そこで、炭治郎たちは胡蝶が屋敷で引き受けると提案します。強引に連行される炭治郎と禰豆子。
炭治郎は、禰豆子が刺された分不死川に頭突きさせてほしいと嘆願します。
しかし、時透に制止されました。
あらためて連行される炭治郎。
そこでお館さまが「珠世さんによろしく」と炭治郎に言いました。
炭治郎は少し驚きますが、そのまま連れていかれました。
蝶屋敷に到着した炭治郎たち。
そこには胡蝶の継子(弟子みたいなもの)であり、炭治郎の同期でもある栗花落の姿がありました。しかし、まともなコミュニケーションは適わない様子。
そして屋敷には善逸や伊之助がいました。
2人の無事を喜ぶ炭治郎。
しかしどうやら伊之助はかなり傷心のご様子。「弱くてゴメン」などとなぜか謝る始末。
とにもかくにも、安心した炭治郎。
炭治郎は禰豆子の部屋でふたりきりに。
あらためて強くなることを誓う炭治郎。禰豆子を必ず人間に戻すために。
場面は変わり、柱合会議へ。
隊士の質が下がっていることが危惧される一方で、炭治郎はそこそこ評判が良い様子。不死川に一発食らわせましたし。
お館さまは、柱への強い信頼と高い評価をあらためて表明しながら、彼らを鼓舞しました。
今回はここまで。
【感想】
良かったですね。前回の不満がバネとなり、なおさら。
序盤こそ少々緊迫感がありましたが、全体的にほのぼのと見れました。ようやく息継ぎの回というか。
前回かなり小物臭満載になってしまった分、今回は柱の好感度を取り戻すエピソードだったとも言えるでしょうか。
柱は鬼舞辻に遭遇していないと前回判明しましたが、十二鬼月は倒しているんですね。まあそりゃそうか。
柱が不甲斐ないというより、鬼舞辻の警戒が半端ないという感じですかね。
なんとなく、だんだん鬼舞辻が『ジョジョ』のディアボロのように思えてきました。
不死川と炭治郎の間には少し遺恨が残りました。
しかしまあこういうキャラは後になってかなり頼もしくなったりもしますから、今後どうなるかですね。
こうして冨岡さん以外の柱とのコネもできたところで、これからはまず胡蝶と関わっていくようです。現時点では、柱の中で冨岡の次くらいには炭治郎たちに理解を示している風に見えますし。
炭治郎の決意や伊乃助の傷心を踏まえると、ここからは特訓編に入るっぽいです。
キーパーソンは同期でもある栗花落でしょうか。別格の待遇を受けているようですし。
それにしても、「珠世さん」と名前が出た時、「アレ…珠世さんって誰だっけ…炭治郎の母親とか?」と思ってしまったのが僕だけではないことを切に願います。
確認したら、炭治郎たちを助けてくれた鬼のお医者さん(cv. 坂本真綾)でしたね。やばいやばい。
2クールアニメをリアルタイムで視聴していると、恥ずかしながらこういう忘却もあります。ちゃんと見返さないとですね。
とりあえず今回でひと区切りついて、ここから新たな展開です。
次回からなおいっそう楽しみです。
以上、鬼滅の刃23話の感想でした。