鬼滅の刃25話「継子・栗花落カナヲ」【アニメ感想】
鬼滅の刃25話の感想・レビューです。ネタバレありです。
前話に続き、訓練回でした。
炭治郎の成長と、その姿に触発される善逸と伊之助の姿が見所でしたね。
しかし今回のメインはカナヲでした。
だからといって、カナヲにも目立った変化があったわけではありません。ただ、視聴者にとってカナヲの存在が大きいものになったのは間違いないでしょう。
面白かったですね。
【今回の鬼滅の刃】
全集中の呼吸の訓練を続ける炭治郎。
協力する蝶屋敷の少女たち。寝ている途中に全集中の呼吸が途切れた炭治郎をたたき起こすなど。決して特殊なプレイではない。
カナヲとのタイマン訓練でもその成果が現れはじめ、カナヲも炭治郎の成長を感じているっぽい。
瓢箪の訓練でも順調な炭治郎。
そんな炭治郎の姿を見て、訓練を逃げ出した善逸と伊之助は焦りを感じている様子。
しのぶの下へ赴き、炭治郎の訓練について聞いた善逸と伊之助。でもそう簡単にはいかず。炭治郎の話を聞いてもチンプンカンプン。
そこでしのぶが2人を鼓舞。「出来て当然」と「一番応援している」の二枚攻め。
何この素敵なお姉さん。
案の定、奮起する善逸と伊之助。
そんな3人の輪に同期なんだから混ざれば、とカナヲに提案するしのぶ。
しかし無言のカナヲ。
その後、炭治郎たち3人の方を見ながらコインを投げるカナヲ。出たのは表。
ここからカナヲの回想。
虐待を受け、いつからか何も感じることがなくなったカナヲ。
その後親に売られることになったとき出会ったのが、カナエとしのぶの胡蝶姉妹。
カナヲを強引に奪う2人。
それからカナヲの面倒を見ることになった胡蝶姉妹。
何か指示されなければ何もしようとしないカナヲに怒るしのぶ。
そこでカナエからカナヲへの提案。ひとりの時はコインを投げて決めればいい、と。そして、いつか好きな男の子でもできれば変わるんじゃないかと優しく言うカナエ。
回想終わり。
コインを見つめた後、炭治郎を見つめ、黙ってその場を離れるカナヲ。
折れた日輪刀が修理されたと知り喜ぶ炭治郎。
蝶屋敷に鋼鐵塚が到着。彼に刺されかける炭治郎。また、伊之助の刀をめぐるひと騒動も。
その後、とうとうカナヲとの訓練で勝利をおさめた炭治郎。
焦る善逸と伊之助。
しのぶから訓練の完了を告げられる炭治郎。
そこで炭治郎は「ヒノカミ神楽」および「火の呼吸」についてしのぶに質問。
しかし、しのぶも何も知らない様子。
ただし「炎の呼吸」と「火の呼吸」は明確に区別されているらしく、そのあたりは炎柱・煉獄が詳しいとのこと。
眠る禰豆子を見守りながら話しかける炭治郎。
そのとき炭治郎に聞こえたのは禰豆子からの励ましの声。
場面転換。
列車の中で人を喰う鬼の姿。
今回はここまで。
【今回の感想】
前回に引き続き、訓練回でした。
炭治郎の成長と善逸たちの復帰もありつつ、カナヲの過去が明らかになりました。
炭治郎を中心として、登場人物の人柄によって随所で和らげられてはいるものの、この作品がほぼ全面的にシリアスで暗いものだと思い知らされました。
メインキャラのほとんどが何かしらの暗い過去を持っているわけですね。
そして、胡蝶姉妹。
しのぶのキャラが今とはかなり違いますね。少なくとも現在炭治郎たちに見せている姿は、姉・カナエを意識したものだとわかります。
今のところ表面的にはわかりませんが、自分を助け引き取ってくれた胡蝶姉妹へのカナヲの思いはどのようなものなのでしょう。
鱗滝さんと冨岡への炭治郎の思いと同等かそれ以上のものだとは推察されます。あるいは、炭治郎の禰豆子への思いに近いのかもしれません。
このような家族愛や師弟愛は個人的に大好きです。鬼滅の刃はここらへんを見事におさえてくれていますね。とても良いです。
とはいえ、やはり異性関係も気になるところ。
カナヲと炭治郎の関係にも少し進展がありました。というか、カナヲが一方的に何かを感じているといった様子でしたが。
どのような感情なんでしょうか。まさかのキナ臭い感情ではないことを祈りますが。
一応今回で炭治郎の訓練と回復は終わり、最後には今後の展開を思わせる場面が入りました。
善逸と伊之助の訓練もおそらく次回で終わるでしょうから、それを経て次の戦いへ、といった感じですかね。
しかし、よく考えてみれば今回で25話ですよね。
あれ、次回で終わり?まあ2クールもやってくれましたけど。
いやいや、さすがにこれでアニメ化は終わりってことはないですよね。
どうやらアニメの評判もかなり良いらしいですし。
ということで、次回の終わりに「二期決定」などの情報も合わせて公開されることを期待します。
さすがに、あるよね?ジャンプ作品だし。
以上、鬼滅の刃25話の感想でした。