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炎炎ノ消防隊9話「燃え拡がる悪意」【アニメ感想】

炎炎ノ消防隊9話の感想です。ネタバレありです。

 

今回はなかなか重要な回だった気がします。

そして、シンラの戦闘センスが垣間見えた回でもありました。

 

◆今回の炎炎ノ消防隊 

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© 大久保篤講談社/特殊消防隊動画広報課


 前話の終わりに、まさにヒーローらしく登場してタマキを救ったシンラ。

 

続いて、レッカとシンラが戦闘。

レッカと互角に渡り合うシンラ。これにはタマキも驚いていました。

 

そんな中レッカの持っていた蟲がシンラの炎に反応したことから、いろいろと驚きの発言が飛び出しました。

どうやらシンラはかなり貴重な人物だったようです。

レッカ曰く、「伝導者が探していた3人目」「穢れなき炎、アドラバースト」がどうとか。

詳しいことはわからないままでしたが、シンラ対レッカの戦いが再開。

 

かと思いきや、タマキのラッキースケベに巻き込まれまくるシンラ。うらやましい。

 

そうした軽い息抜きを挟みつつ、レッカを倒してほしいと真摯に頼むタマキに本気の顔になるシンラ。

シンラは機動力を活かしてレッカを圧倒しました。

 

レッカはボロボロ。シンラもガス欠状態です。

そこでレッカの目的についてシンラが問います。いろいろ信者めいた発言が連発しましたが、要するに、炎最高、適合者を見つける、人間を炎に還す、そして地球を第二の太陽にするとかなんとか。

しかしその中でシンラにとって無視できない発言がありました。

逃げようとする子供に関して言われた、「火事で死んだことにしてさらう」「子供のうちから伝導者の教えを授ける」などです。

シンラは「まさか俺の弟も…?」と考えました。

 

しかしそんなことを冷静に考える暇はありません。レッカが最後の力を振り絞っています。

そこにカリムが現れ、レッカを氷漬けにしました。

同じく中隊長のフォイェンも現れます。

 

カリムがレッカからいろいろ後で情報を聞き出すと言ったところで、案の定レッカの仲間からの介入が起きました。口止めです。

謎の狙撃手によって、凍ったレッカの心臓が貫かれます。カリムをかばったフォイェンの手もバッサリいかれました。

 

しかしカリムの機転とシンラ・タマキの行動によって、謎の介入者は退きました。

 

カリムはタマキに対して、レッカに騙されていたとはいえ覚悟しておけ、と言います。

タマキはどんな罰でも受け入れると答えました。

 

氷漬けのレッカの前に立つシンラとカリム。

カリムは、シンラたち第8の調査に協力することを約束します。

 

そしてCパート。

レッカの事件でシンラたちの研修は中止になったとのこと。

一緒に捜索に出ていたアーサーはなぜか行方不明になっているらしい。

第8の環境に安心するシンラ。

しかしそこにはタマキの姿が。

 

どうやら罰として第1での活動は謹慎になったが、そこを第8で預かったとのこと。加えて、レッカ事件の報告も楽になる、と。

シンラとタマキの間で若干のすれ違いとラッキースケベが起こりつつ、こうして第8

にタマキが加わったのでした。

 

最後に、砂漠のような場所を歩きながら不敵な笑いを浮かべるアーサーの姿が。

 

今回はここでおしまいでした。

 

◆感想

今回は大満足の回でした。

 

まず、プリンセス火華戦では若干消化不良気味だったシンラの戦闘力が割としっかり描かれました。

これまではあまり目立っていませんでしたが、機動力を軸にしたシンラの戦闘センスが光りましたね。

 

また、レッカの発言の中には「伝導者」なる黒幕らしき存在や、シンラの家族を襲った火事の真相、シンラ自身の隠された価値など重要な情報がかなりありました。

といっても詳しいことはまだわかりません。とにかく今一番気がかりなのは、シンラの弟の現状でしょう。話の流れから言ってシンラの敵にはなっている感じですかね。

 

そしてタマキですね。これまでは単なるラッキースケベ要因でしたが、これで完全にメインヒロイン枠に乱入してきました。まあcv.悠木碧さんの時点でこれは約束された昇格だったと言えるのかもしれません。

タマキは第8の既存の女性キャラとは完全に毛色が違うので、よりいっそう賑やかになりそうですね。

 

さて、アーサーはどうなることやら。

 

次回も変わらず楽しみです。

 

以上、炎炎ノ消防隊9話の感想でした。