Dr. STONE・11話「CLEAR WORLD」【アニメ感想】
ドクターストーン11話の感想・レビューです。ネタバレありです。
今回はガラス制作をメインに、御前試合の準備と万能薬づくりが進められました。
ドクターストーンらしく「科学ってすごい」満載のエピソードでしたね。
そして、とうとうスイカの素顔が判明しました。
◆今回のドクターストーン
千空は鉄、電気に続いてガラスの発明に着手することに。
その理由はふたつ。
まず、もはや土器だけでは万能薬づくりが難しいから。
そしてもうひとつ、メガネをつくるため。
そこでスイカの素顔がお披露目。
どうやらスイカはド近眼らしく、目を凝らすときの顔が嫌で素顔を隠していた模様。
そんなスイカに千空は、近眼なんか欠陥でもなんでもなく、文明社会ではメガネを付けて万事問題なしだったと説明。
その言葉に涙を流すスイカ。
科学ってすごい。
すでに手掛かりを得ていた千空は順調にガラスを制作。そこからメガネ開発へ。
スイカの被り物の目の部分にメガネというかレンズを嵌めて完成。
メガネを付けたスイカは、自分がこれまで見てきたものとは全く異なる光景を前に、再び涙を流すのでした。
科学ってすごい。
時を同じくして、戦闘訓練において金狼が距離感の把握に難があることが問題に。
どうやら金狼も目が悪いらしい。
しかし金狼はそれを言い訳にしたくないからと、目のことを誰にも言わないように銀狼に忠告。
まさかの一石三鳥の予感。
一方、ガラスを手に入れた千空たちはガラス細工づくりに猛進。
しかし、歪なガラスの塊ができあがるだけという結果に。
土器づくりにも半年かかった千空は、試行錯誤の期間を覚悟している様子。
しかし、「職人」という言葉に何かピンときたクロム。
そこでクロムが強引に連れてきたのは、カセキというヨボヨボのおじいちゃん。
コハクの盾やつり橋など、村に散見される武具や道具、設備の多くをカセキがつくっていたらしい。
ガラスを見て興味津々のカセキ。
これ幸いと、作業過程を見せつけて誘惑する千空。
予想通り、千空たちの不甲斐なさに我慢できなくなったカセキがマッチョ化、ガラス細工づくりに加わることに。
結果、様々なガラス細工の器具が並んだラボが完成。
千空は、自分の部屋に器具が揃った光景を見た子供時代の感動を思い出し、どこか感慨深気な様子。
着々と出来上がっていく科学王国。
そんな中銀狼が、先の光る槍をつくってもらうことを提案。
槍先が光っていたら金狼も間合いが掴みやすいという謎理論。
しかし勝つために金・銀の槍を制作してもらうことには乗り気になる金狼。
提案を聞いた千空は面食らいつつ、まず銀の槍をつくることを承諾。
どうやら今度は万能薬のための最難関素材の入手を目指すらしい。その第一発明として銀の槍をつくる模様。
喜ぶ銀狼をしり目に、その対価としてかなり危険なミッションを課すことを宣言する千空。
今回はここまで。
◆感想
今回も安定して面白かったですね。
ゲンの件があったもののやはり司帝国の話にはまだ移らず、科学王国側の話が続きました。
御前試合のマグマ戦やルリの治療という山場へ向けたある種の準備回でしたが、むしろドクターストーンは今回のようなエピソードが本編という気がします。
そして、視聴者お待ちかねのスイカの素顔お披露目回でもありました。
まあ想像通り、完全なロリっ子美少女でした。
それにしても、だんだん見慣れてはきたものの、やはりコハクの格好はいろいろな意味で目の保養になります。
男所帯のドクターストーンの中の、数少ない癒しと言えます。
次回は銀の槍づくりに入るようですが、残り話数を考えると1クールで御前試合とルリ救出までは終わらなそうですよね。
あれ、もしかしてこのまま2クール目突入?あるいは分割2クール?
まあ次回も変わらず楽しみです。
以上、ドクターストーン11話の感想でした。