Dr. STONE・12話「背中合わせの仲間たち」【アニメ感想】
ドクターストーン12話の感想・レビューです。ネタバレありです。
これまであまり目立つ活躍がなかったクロム、そして銀狼が輝いた回でした。
面白かったですね。
知識の継承と命の代替。少し考えさせられるお話でもありました。
【今回のドクターストーン】
銀狼に約束通り銀の槍をつくった千空。
しかし実はその銀の槍はセンサーに使うとのこと。死の危険を伴う何かを見つけるために。
到着したのは、エメラルドグリーンの泉。
地形を気にする千空。
そんな中、何かに誘われるように泉に向かう銀狼。
突如、銀の槍が黒く染まります。
コハクがなんとか銀狼を引っ張り、救出しました。
千空が探し求めていたのは、硫酸。
その危険性をあらためて教えられる面々。
千空はガスマスクをつくることに。
しかしその安全性は、試行錯誤によって確認するしかありません。
最大の死の危険。
そこで千空はクロムを呼び出し、硫酸の入手に参加しないよう伝えます。
同時に千空の知識をクロムに教える、と。
しかし、千空の死を想定した科学知識の継承をクロムは拒否。
千空とクロムの2人で硫酸の入手に乗り出せば何かあっても助け合えるとクロムは提案します。
千空は笑い、クロムの提案を呑むことに。
そんな2人の会話を聞いていたコハク。
回想。
村の巫女の役目は、百物語の伝承。生い先が短いルリはその役目をコハクに頼みます。
しかしコハクは拒否。
コハクがいつでも役目を継いでくれると思ったら、ルリは生きる気力を失ってしまう。そう考えたコハクは、巫女に相応しくない者だと父に嫌われ、同時にルリを長く生きさせるための行動を起こしていたのでした。
回想終わり。
からの、コハクとクロムのフラグ。
からの、ガスマスクが完成し、硫酸入手に向かう千空とクロム。
大胆に先行する千空も恐怖を抱え震えていることに気付くクロム。
一方、ビビッて留守番の銀狼。
そんな彼にカセキがアドバイス。
カセキが残したのは、もう一つのガスマスク。
硫酸採取中の千空たち。
千空の危機を瞬時に指摘するクロム。
しかしその瞬間、クロムが足を踏み外し泉へ落下。
万事休すかと思いきや、槍を突き出しクロムを救出したのは、銀狼。
かくして、千空とクロムの科学者コンビと護衛・銀狼の3人で、硫酸の入手に成功するのでした。
今回はここまで。
【今回の感想】
前回に続き、科学がメインでした。
ドクターストーンは戦闘ではなく科学がメインだと思います。しかしまさか硫酸入手をあんな精霊戦みたいに描くとは。
EDを見て気づきましたが、硫酸の擬人化・リューさんの声優は川澄さんだったんですね。なんという贅沢。
今回はクロムと銀狼が主役でした。
そんな中、まさかのクロムとコハクの良い雰囲気。
といっても、ルリの今後がまだ未確定ですからどうなるかわかりませんね。順当に行けば、やはりクロムはルリルートに行きそうですが。
すると今度は銀狼とコハクか、などと邪推してしまいます。
千空の空気感。
しかしある意味、現在一番不遇の人間がいますね。そう、金狼です。
流れから言って、次回は金狼の活躍が見れるのでしょうか。
あるいはそのまま金狼が優勝してルリと結ばれたりもするのか。
まあ、このようにカップリングばかり考えてしまうのは間違っているのかもしれませんね。しかしそれも重要な楽しみ方のひとつでしょう。
サルファ剤づくりが着々と進んでいます。
これからは御前試合の方が本格化しそうです。
次回も楽しみです。
以上、ドクターストーン12話の感想でした。