因果交流電燈

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ・11話「進軍(ラキア)」【アニメ感想】

ダンまち二期11話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

前回、ついに春姫を救出したベル。

今回は春姫とのほんわかストーリーを一応期待していましたが、そこで割って入ってきたのが、ヘスティア。さすがです。

 

前回までの春姫編がじっくり描かれていたのに対し、今回は少し駆け足だった印象です。といっても強引な感じはなかったですし、面白かったですね。

 

【今回のダンまち2】

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© 大森藤ノSBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会

 

ラキア王国、アレス・ファミリアがオラリオに進軍する場面から。

 

なんかいきなりシリアスな展開に入ってるな、思いきやロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアたちが簡単に一蹴します。

 

ヘスティアの眷属となり、ヘスティア・ファミリアの一員になった春姫。

アイシャが最後のあいさつに来ていました。

アイシャはラキアに向かうとのこと。

そこで、春姫やベルには伝えられなかったものの、衝撃の事実が判明。

春姫はどうやら娼婦としての営みを一度もしていなかったとのこと。

何でも、男の裸を見るだけですぐ気絶してしまっていたから、と。

何というご都合展開。しかしそれも良し。

 

ヘルメスに事の顛末を伝え、感謝を伝えるベル。

そこでヘルメスは、三大クエストなるものを教えます。

ベヒーモスリヴァイアサン黒龍を倒すことらしいです。

ベヒーモスリヴァイアサンは、ゼウスとヘラが率いていたかつての二大最強ファミリアによって討伐されたものの、その二大ファミリアは黒龍に挑み全滅したとのこと。

ヘルメスは、黒龍と戦う事がオラリオの冒険者すべてにとって目指すべきものだとベルに伝えるのでした。

 

そんな中、ベルと春姫がイチャついていたことに激昂したヘスティア

ファミリア内の不純異性交遊禁止から、神と人間の恋愛まで話が広がります。

そこでヘスティアがある意味直球の求愛をベルに行うも、あっさり断るベル。

 

逃げ出すヘスティア

 

どうやらベルにとって神は尊敬の対象であり、恋愛などはもってのほか、とのこと。

しかしヴェルフやリリたちの説得もあり、ヘスティアを追うことにしたベル。

 

ベルは捜索中、ミアハとヘファイストスに遭遇。2人に相談をすることに。

2人は、神からの愛に誠実に向き合ってほしいとベルに伝えるのでした。

 

そんな中、オラリオの神を無策でさらいに来たアレスがヘスティアと遭遇。

あっさりヘスティアがさらわれてしまいます。

 

アイズたちロキ・ファミリアから、ヘスティアがさらわれたことを知らされたベル。

 

アイズに同行したベルは、ヘルメス・ファミリアのアスフィの助けも借りつつ、ヘスティアのもとへ到着。

しかし、足を踏み外したヘスティアを追いベルとアイズは谷底へ落ちていくのでした。

 

今回はここまで。

 

【今回の感想】

前回で春姫救出編が終わり、晴れて春姫もヘスティア・ファミリアの一員となっての再出発でした。

 

春姫救出後の緩いエピローグかと思いきや、どうやら新しい展開に入ったようですね。

アニメの残り話数から考えて、かなり駆け足になっているのだとは思いますが。

 

まず、春姫の純潔が明らかになりましたね。

これをひとつの「逃げ」と考えることももちろんできますが、まあ妥当な処置だとも思います。

ベルと春姫本人には今のところその事実が明かされていませんし、物語の中の2人は「娼婦」という重いテーマを乗り越えた上で共にいることを選びました。アイシャも言っていましたが。

そのためここで明かされた事実は、あくまで読者・視聴者へのエクスキューズとしての役割しか持っていません。しかしそれが、作品に対するノイズを取り除くためには充分でしょう。

 

そして、三大クエストというかなり重要らしい情報も出てきました。

話の規模からいって、おそらく本作の最終局面まで引っ張られるくらいのテーマなのでしょう。

なんだかんだこれまでダンまちではラスボスらしき存在が明らかではなかったので、その候補がようやく明かされたといった感じですかね。

さすがにフレイヤはラスボスって感じではなかったですし。というか一応神だし。

 

とにかく、いくつものファミリアを巻き込んだヘスティア救出編に入りました。

まあ、敵のアレスが完全にギャグキャラなので、次回はヘスティアとベルの関係性が強まることでおさまりそうです。

 

おそらく次回が最終回かな?寂しいですが、楽しみです。

 

以上、ダンまち二期11話の感想でした。