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超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!3話「ルーは自分の価値を自分で決めたようです!」【アニメ感想】

超余裕あらため超人高校生3話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

予想していたより面白かったです。

前回の勝人による商売戦争がまずは決着。その後、新たな危機が勃発しました。

 

今回は超人高校生たちのほぼ全員が活躍する展開になりました。

1人ずつの担当回があると思っていたので少し意外でした。とはいえ、ストーリーが進むのは良いと思います。

もしかしたら原作からの大幅な省略などもあったのかもしれませんが、アニメを見た限りではそこまで違和感はありませんでしたね。

 

 

 

【今回の超人高校生】

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©海空りくSBクリエイティブ/「超余裕!」製作委員会

まずは世界最高の発明家こと林檎と司の少々良い雰囲気のシーンから。

 

そして、再び商売戦争。

エルム商会の活躍を前に、商材を買い集めようとするノイツェランド商会。しかし一向に集まらず。

エルム商会は、ノイツェランド商会が海路を確保したときにリストラした陸路の行商人をまとめて専属契約。彼らが運ぶ商材は全て村に入る前にエルム商会が買い取るという仕組み。ゆえに、ノイツェランド商会に商材が届かなかったということ。

 

行商人たちに対し、エルム商会よりも高値で買うことを提案するヤッコイ。しかしそれをはねのける行商人たち。

勝人曰く、企業にとって大事なのは金よりも信用とのこと。その信用を捨ててしまったのが、ノイツェランド商会。

 

完全に勝負はついたものの、ノイツェランド商会を潰すことはせず、今後のドルムント周辺の流通・経済関係についての話し合いを提案した勝人。もちろん、エルム商会に有利になる前提で。受け入れざるを得ないヤッコイ。

その後、勝人の真意を問いただすエルク。勝人曰く、ノイツェランドを潰すのはデメリットが大きいとのこと。面倒を見切れない行商人たちをノイツェランドに任せる算段だったと語る勝人。

 

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©海空りくSBクリエイティブ/「超余裕!」製作委員会

そのとき、イカツイ男たちが登場。奴隷のルーを自分たちの商品だと言い、連れて行こうとする展開に。

勝人はルーに向かって「助けてやろうか?」との一言。

「助けて」という言葉を飲み込んだルー。いつか立派な商人になって父と母を取り戻す。余ったお金は全部渡す。だから今自分を買ってほしいと勝人に自分を売り込んだルー。

その言葉を聞き、相場の百倍でルーを買い取った勝人。ルーの方がはるかに価値があると判断。エルクも勝人の判断を支持。

 

勝人の勝利を忍から報告を受ける司。

同時に、依頼を受けていた魔法に関する調査も報告。魔法を使える人間は結構珍しく、異世界からの召喚関係の魔法も詳細はつかめず、とのこと。

もう一点。七人の勇者に関する情報は手詰まり。「七光聖教」なる宗教が関係していることはわかったものの、この世界では徹底的な宗教弾圧が行われているらしく、詳細は不明。

合わせて、さらなる情報収集のために関門となる情報。いま司たちがいるフィンドルフ領の領主はとんでもないクソ野郎らしい。

情報交換はひとまずおしまい。

 

その後、司の公共事業による公衆浴場設営、という名のサービスシーン。

 

そこで、狩りにでた村人が村の主に遭遇して危険との報告。

現場に駆け付ける司たち。

村の主なる化け物への対処は剣豪・葵が、命が危ない村長への対処は医師・桂音がすることに。

まあ、2人の対処は当然完璧。化け物は退治され、村長の命は無事。

 

一方、エルム村。司たちが出発した直後に村に帰ってきた勝人たち。

そこに現れたのが、フィンドルフ領・守衛騎士団。村人たちはみな拘束。

名目は国家反逆罪。曰く、違法な手段での金貨集め。勝人が反論したものの、そんなのお構いなし。下民に口なし状態。

結果、領主命令で村人は火刑とのこと。

 

村に戻った司たちが見たのは、燃えまくる村。

慌てる村人たちに対し、暁がいるから大丈夫と断言する司。

その言葉通り、マジシャン・暁の手によって無事だった村人たち。

 

これで一件落着かと思いきや、相手はフィンドルフ領領主の命を受けた守衛騎士団、厄介なことになった、と伝えた勝人。

そこで、リルルの姿が見えないことに気付いた司。

 

守衛騎士団に連れていかれたリルル。

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

まずは前回から続いた商売戦争。

勝負の結末は呆気ないものでした。むしろ見所はルーでしょうね。わかりやすい勧善懲悪的な展開ではなく、あくまで商売という体でルーを助ける展開は良かったですね。

今後、ルーが優秀な商人として活躍するだろうと予想できます。

 

また、今回は冒頭から他の天才高校生たちの活躍も描かれました。

特に気になったのは林檎ですね。明らかに司に好意を持っている様子。これは楽しみです。いろいろと。

 

そして、ようやくと言いますか、司たちの前にそれなりの危機が訪れました。

領主側によるリルルの強奪。

 

まあ、次回の流れは或る程度想像できます。というか、その予想通りでなければ逆にすごいです。

視聴者的に言えば、ここまでマヨネーズと温泉しか活躍がない司。次回、満を持して、そんな司が凄さを見せつけてくれるでしょう。何よりも司が一番リルルとの関係性がありますからね。

 

次回が楽しみです。

 

以上、超人高校生3話の感想でした。