ぼくたちは勉強ができない第2期9話「最愛の星に[x]の名を(前編)」【アニメ感想】
ぼく勉二期9話の感想・レビューです。ネタバレありです。
成幸と文乃の新婚生活回でした。
もとい、文乃メインのシリアスな長編でした。これまで謎だった文乃の家庭環境が明らかに。
整ったビジュアル、友人たちのサポート役に徹する献身さ、そしてシリアスな長編のメインで主人公と同棲。
圧倒的なメインヒロインみたいだろ。人気投票二回連続2位なんだぜ、これで。
【今回のぼく勉】
保護者に三者面談を知らせるプリントを気まずそうに家のテーブルに置く文乃。
成幸は母と三者面談に参加。ただ、そのときの教師と成幸のやり取りを見て、自分たちにいろいろ遠慮しているんじゃないかと心配する成幸ママ。
そのとき、同じく三者面談を終えた文乃と遭遇。しかしどうやら文乃の親は参加していない様子。
その後、なんか騒がしい理珠と関城を目撃。以前オープンキャンパスで遭遇した数学教授がなぜかそこにいて、再び理珠を熱烈に勧誘。
すると「お父さん」と文乃。驚愕する成幸たち。
目に見えて重苦しい雰囲気の文乃と父。
まず、三者面談のプリントを見て一応来てくれたのは意外だったと伝える文乃。しかし、そんなもの知らないし三者面談なんかも無駄だと答える父。そして文乃の進路や夢も完全否定し、従わないなら家を出ろと言う文乃パパ。
そこで文乃の怒りが爆発し、家出宣言。しかしその無謀さについて正論で返す父。
そんな2人の争いを見て慌てた成幸。咄嗟に、文乃はうちで預かると宣言。直後、固まる成幸と文乃。
成幸の家に来た文乃。事情を聞いた成幸ママは、文乃を預かることに大賛成。
ただし一人だけピリピリしている成幸の妹。
その後、2人で一緒に歯磨きしたり勉強したり新婚生活を味わう成幸と文乃。
今回の件を成幸に謝る文乃。そして、父だけでなく亡くなった母も数学者だったことを告白。しかも文乃ママはかなりの天才だったとのこと。
天才の文乃ママを誰よりも尊敬しその死を惜しんでいたのが文乃パパ。幼少時の文乃はそんな悲しむ父を見て算数の勉強を頑張ったものの、父には受け入れてもらえなかったという過去も。
次の日、成幸の家に泊まったことがバレないようにと挙動不審の文乃。そして放課後、文乃は成幸と一緒に家に帰り、父が不在の間に着替えなどを持ち出すことに。
しかしそのとき急遽帰宅した文乃パパ。咄嗟に棚の中に隠れる成幸と文乃。お約束通り、密着する2人。隠れているのがバレそうになったものの、ちょうどそのとき電話がかかってきて誰かに会いに行くために文乃パパは再び外出。
すると、隠れていた棚の中に母のノートパソコンを発見した文乃。父曰く、文乃ママが残した超重要な論文データがそこに入っているらしい。
確認してみると「☆」という名のフォルダが。しかしそこにはパスワードがかかっていて、あと一回間違えたらデータは削除されるとのこと。
その論文を最も見たがっている父に一瞬同情しかけたものの、先ほどの電話での「何も問題ない」との父の言葉を思い出し、怒りが再燃した文乃。
今回はここまで。
【今回の感想】
ぼく勉アニメではじめての長編ですよね、たぶん。メインは文乃。
基本オムニバス形式でほのぼの楽しむ本作ですが、たまにはこういう真面目な話があっても良いでしょう。
原作ではこの文乃メインの長編の後、各ヒロインの長編が次々に描かれています。できればそれらもアニメで見たいところです。
とりあえず今回は成幸と文乃のイチャイチャ同棲生活まで。
次回、果たして文乃は父と和解できるのでしょうか。
それにしても、文乃パパのイケメン声。やはりグリリバさんボイスは至高です。
次回の後編も期待です。
以上、ぼく勉二期9話の感想でした。