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ランウェイで笑って 7話「存在感(オーラ)」【アニメ感想】

アニメ『ランウェイで笑って』第7話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

今回のメインは千雪と心。2人ともいろいろあって泣いていました。

育人もいろいろ頑張ってはいましたが、今回最後に問題が発生。

次回は育人メインに戻るでしょう。

 

やっぱり千雪の方が主人公らしい。

 

 

 

 

【今回のランウェイで笑って】

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©猪ノ谷言葉・講談社/ランウェイで笑って製作委員会

 

心がメインのモデル仕事の現場に来た千雪。

低身長の千雪はやはりスタッフから良い顔をされず。特に心のマネージャー五十嵐から。

 

千雪たちサブのモデルは顔を隠して撮影。つまり、誰でもいいい仕事。 

その中、メインの心がやる気なさそうに見えるため、陰口をたたくモデルたち。 

 

しかし、いざ撮影になった途端、とんでもないオーラを放つ心。

圧倒される千雪たち。

 

しかも千雪は、並んでみるとやっぱりバランスが悪いから、という理由で結局外されることに。

そして、心のモデルとしての意識の低さに密かに怒りを覚える千雪。

 

それでも前向きに各所に挨拶をしてから帰ることにした千雪が遭遇したのは、五十嵐にモデルをやめたいとお願いする心の姿。

千雪は自分が同情されていると思い、本気でやっている自分の覚悟を馬鹿にするな、とついに激昂。そして涙。

 

千雪の「本気」という言葉を聞き、自分は本気でデザイナーになりたいからモデルを辞めたいとあらためて頭を下げる心。

それでも五十嵐は首を縦に振ることはなく。

 

その後。

千雪のマネージャー雫と飲むことになった五十嵐。2人はモデル時代の後輩・先輩。

モデルに向いていない千雪に引導を渡すよう雫に忠告する五十嵐。千雪のことを黙って見ててあげてほしい、たまにすごいオーラ出すから、と笑う雫。

 

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©猪ノ谷言葉・講談社/ランウェイで笑って製作委員会

 

どこか元気がない千雪のことが気になる育人。

 

そして心は芸華祭二次予選のことで頭がいっぱい。そのせいで仕事で大きなミス。「帰れ」と柳田。

泣いて帰ろうとする心を引き止め、心を許してあげるように柳田に食って掛かる育人。柳田はしぶしぶ折れ、心に二次予選を勝ち抜くように命令。

 

遠のアトリエを訪れた育人。

芸華祭本戦で、祖母の記録である52件の買い付けを越えることが目標だと明かす遠。

さらに育人に、もし心が本戦に進んだら戦えるのか、と問いかけ。

 

その後、心から二次予選通過を知らされた育人は、遠の言葉を踏まえて何かを思った様子。

 

芸華祭本戦についての説明。

テーマは「わ」。そこから連想するなら何でもあり。

そしてショーモデルは自分で選ぶことができると聞き、だったら千雪に頼みたいと思う育人。

 

その頃。育人ママの容態が悪化。

 

今回はここまで。

 

 

 

【感想】

とにかく今回も千雪がかわいかったので、とても良き。

 

心がモデルとしての圧倒的なオーラを見せつけたところは良かったですね。

このシーンは漫画ではちょっとクセがありすぎました。アニメの方がスタイリッシュ。

 

千雪と心の出会いは今のところ最悪。

2人の関係がどう変わっていくのかが今後の注目どころでしょう。

 

あと、千雪のことを親身になって見守ることに決めた雫さんが素敵でした。

千雪が挫折したら慰める、と言い切ったところは雫さんなりのいろんな覚悟が詰まっていて、とても良き。

 

ちなみに、心がミスをして柳田に怒られるというシーンが今回ありましたが、これって原作では心が柳田アトリエに来たばかりに起きました。

だからアニメ5話の感想記事でこのシーンがカットされたことにちょっと触れたんですが、まさかここに差し込んでくるとは。でもやっぱりなんかインパクトは弱くなってしまっている気がします。

期せずして軽くネタバレしちゃったことになりますね。スミマセン。

 

今回も原作からのカットはかなり多かったです。あるいは順番が変わっていたり。

例えば、原作で心は一回二次予選で落ちました。その後、繰り上がりで本戦出場が決定。そのあたりのなんやかんやがアニメではショートカットされた感じですね。

 

今回最後、これから芸華祭本戦というところで育人にとって重大な問題が発生しました。

次回は苦悩する育人が見れそうです。

 

以上、ランウェイで笑って第7話の感想でした。