炎炎ノ消防隊10話「約束」【アニメ感想】
炎炎ノ消防隊10話の感想・レビューです。ネタバレありです。
今回も濃かったですね。
『鬼滅の刃』に続き、精鋭集団のお披露目回でもありました。
そしてシンラの弟の新情報も明かされました。
面白い。
◆今回の炎炎ノ消防隊
そしてなぜか普通に戻っているアーサー。
かなり賑やかになった様子の第8。
そんな中、レッカの事件をめぐり開かれることになった緊急大隊長会議。
事件に深く関わったシンラ、タマキもそこに参加することに。
会議には全大隊長の姿が。
特に目を引いたのが、滅多に顔を出さない第7の大隊長・新門紅丸。
ベニマルは消防官「最強」と名高いとのこと。
そして現れる皇王。
皇王は伝導者を反逆者と見なし対処するよう指令を下しました。
すると、太陽神にも皇国にも忠誠を誓ったわけではないと席を外す第7。
他の大隊長たちが反感を示すも、皇王が制止。
そこからシンラとアドラバーストの話題に。
皇王曰く、アドラバーストは太陽神がこの地球をつくったはじまりの炎とのこと。
東京皇国全エネルギーの供給源である「天照」もアドラバーストを動力源にしているらしい。
伝導者がアドラバーストを有するシンラを狙っていることが危惧され、第3はシンラの保護を提案。
しかしシンラ、ヒバナ、オウビが拒否。第8が責任を持つことに。
第3の怪しさ全開。
会議が終わり、ひとり天照を見に行くことにしたシンラ。
そんなシンラの前に現れたジョーカー。
ジョーカー曰く、アドラバーストははじまりの炎であると同時に、この世界を壊したものでもあるとのこと。
そしてもうひとつジョーカーが伝えたのは、シンラの弟のこと。
伝導者の配下である灰焔騎士団の団長、ショウ・クサカベがシンラの弟とのことでした。
驚愕するシンラ。
さらに問い詰めようとするも、ジョーカーの姿はもうそこにはありませんでした。
シンラは、母との約束「スーパーヒーローになって母とショウを守ること」を思い出します。
その約束の半分を守れなかったことをシンラは母に謝ります。
しかし、敵対するかもしれない弟を思いながら、約束の残された半分を守ることをシンラは決心しました。
伝導者と白装束たちを追うべく、調査を開始した第8。
人体発火を人工的に起こしている白装束たちは誰一人許すことができないとのオウビの言葉に複雑な表情を見せるシンラ。
からの、裸エプロンのタマキ。
からの、ヒナワ中隊長とシンラの料理シーン。
ヒナワはシンラに「大丈夫か」と問います。
シンラは、オウビやヒナワたち第8への信頼と愛着、そして感謝を伝えます。
どうやら第8の全員がシンラの様子がどこかおかしいことに感づいていた模様。
そんなみんなの姿を見て、シンラはジョーカーとの会話、そして弟・ショウのことを告白。
まずはジョーカーの言葉の真偽が問題になったものの、弟が生きていることを信じたいとのシンラの思いに寄り添うオウビ。
ヒナワをはじめ、第8全員も同じ気持ちの様子。
かくして、第8としてはシンラの弟がいることを前提に対策を立てることに。
感謝するシンラ。
ここで場面転換。
白装束の集団とショウらしき少年の姿が映ったところで、今回はここまで。
◆感想
めちゃくちゃ面白かったですね。
あらためて思いましたが、キャラ・ストーリー・演出、全体としてとにかくクオリティが高い。
前回に引き続き、重要情報がいろいろ明らかになりました。
舞台が整い、まさにここからが本番といった感じでしょうか。
まず、大隊長会議という名の強者お披露目回でもありましたが、意外と淡泊でしたね。
まあベニマルという最強キャラが登場しただけで満足でした。
今のところ消防官としての能力の多様性がそこまで明らかではないので、まずは戦闘面で最強っぽいベニマルにだけ焦点を当てたのは良かったと思います。
他の大隊長にボロを出させないことにもなりましたし。主に視聴者に対して。
次に、タマキの加入ですね。
期待通りのお色気要員、ありがとうございます。
ヒロインとしてもある種の清涼剤的なマスコットとしてもタマキは活躍してくれました。ヒバナとともに完全にシンラハーレムの一員ですね。
あれ、シスターの影が薄い。
そして、シンラの弟・ショウの情報がいろいろ明らかになりました。
やはり兄弟・姉妹が敵対するという展開は最高ですね。大好物です。
僕は特に姉妹対決(例. 『咲』『ガルパン』)が好きですが、そう考えてみると主人公が兄で敵が弟というのは意外と少ない気がしますね。敵が父というのはよくありますが。
とにかく次回も気になります。
1クールで終わりなんですかね?勿体ない。
原作も読もうかな。
以上、炎炎ノ消防隊10話の感想でした。