ちはやふる３第１話「なつのよは」【アニメ感想】
ちはやふるアニメ三期1話の感想・レビューです。ネタバレありです。
とうとう来ました。ちはやふる三期。ずいぶん待ちました。
とりあえず大満足の回でした。
ちはやふるファンとして語りたいことはたくさんありますが、それはのちほど。
これからどんどん面白くなると思うので、とにかく期待します。
【今回のちはやふる】
全国大会団体戦で優勝した瑞沢。
その後、団体戦決勝で戦った超強豪校富士崎の顧問・桜沢先生に誘われ、富士崎の合宿に参加することにした千早と太一。
ちなみに合宿参加者の中には、他にも北央のヒョロ君の姿もあったり。
まず重要な情報。
桜沢先生は、クイーンになったことはないものの、準クイーンには5回もなっていて「最強の挑戦者」と呼ばれたとんでもない人だということ。
合宿初日の気になる出来事。
富士崎・新部長のヨロシコにストレッチを教わる姿を見た千早とヒョロ君。
合宿での練習試合で太一が全勝していたこともあり、太一に対抗心を燃やすヒョロ君と、素直に感心する千早。
そこでヒョロ君の指摘。千早が太一に普段勝っていると言ってもまだ公式戦では戦っていない、太一は千早が近くにいないときの方が強い、とのこと。
その後、練習試合で千早と理音の3連戦。
体力訓練の後でヘトヘトの理音は絶望の表情。一方、やる気満々の千早。
当然、この組み合わせは桜沢先生の考え。理音に欠けている体力とかるたへの執念。その点について、千早との対戦からは得るものが大きいから。たとえ千早が夏の大会の怪我で左手しか使えないとしても。
ちなみに千早はこの3連戦をクイーン戦を見据えてのものと前向きに勘違い。
まずは1試合目、束負けの千早。
その後、理音と2人きりの食事。
クイーンなんてどうでもいいという理音。ただし、富士崎の副部長になった以上、来年の夏は負けないと宣言。
「感じの良さ」って何なのかな、と尋ねる千早。そんなのわからないと答える理音。
2試合目。
だんだん早くなる千早。怪我をしてもかるたに関して強欲な千早に気持ちで圧倒される理音。
しかし結果は9枚差で千早の負け。
3試合目。
同じ相手との3連戦ゆえの混乱や疲れが出始めた千早。
その瞬間、千早の姿勢を正した桜沢先生。
先生からのアドバイス。姿勢を保つこと。歴代の名人・クイーンはみな姿勢が良く、美しかった。早く取ることより、自然なフォームで美しく取ること。
先生のアドバイスを聞き、姿勢を気にするようにした千早。同時に、かなちゃんがずっと同様のことを言ってくれていたことを思い出します。
一方理音は、桜沢先生がはじめて名人・クイーンを引き合いに出して指導をしたことに衝撃。千早だから？と悔し気な表情。
その後、２人の試合は熱いものに。しかし、結果は7枚差で千早の負け。
試合後、自分は決まり字の前の音の高低を聞いている、と急に答えた理音。さきほどの昼食時の千早の質問への答え。
その答えを聞き、何かを掴めるかもと興奮し出す千早。
その直後、はじまる4試合目。
千早の相手は、太一。
その後。
電車に一緒に乗っている千早と太一。
太一に負け、悔しそうな千早。密かに「知らない人みたいだった」と感じた千早。
そんな千早に、この秋に右手の千早に公式戦で勝つと宣言した太一。
燃え上がる千早。
合宿後、最後の練習試合で千早と太一を組ませた理由を桜沢先生に尋ねた理音。
先生曰く、太一は今回の合宿で全勝で他に相手がいなかった。太一は自信をつけると化けそうだった。そして、きっと千早にしかつけられない自信がある、とのこと。
今回はここまで。
【今回の感想】
アニメ三期を長く待たされた反動もあって、ちはやふるについて語りたいことは山ほどあります。とはいえ、個人的な思いは今後小出しに書いていくことにします。
今回の感想としては、ただただ「大満足」の一言です。
余談ですが、一応僕のちはやふる経歴。
ちはやふるはアニメ一期から見始めました。そして二期アニメが終わる前くらいに原作を買い始めました。
現在、原作漫画は最新刊まで読んでいます。アニメの一期と二期はこれまでに10回以上は見ています。マジで。
というわけで、ずっとアニメ三期を待っていたわけです。アニメ二期の終わりには三期を匂わせる演出があったりしたので普通に期待していたのですが、まさか6年も待たされるとは。
とりあえず、三期が始まっただけでうれしいです。
まず個人的に一番気になるのは、一期・二期に続いて三期も2クールですよね？だと良いのですが。というか、それしかありえませんよね。
2クールとするならば、三期でどこまでアニメ化するのかもある程度予想できます（これまでもアニメ化の範囲は比較的規則的なものでしたし）。
三期で扱われる部分は、個人的にも大好きなところです。イメージとして大雑把に言えば、アニメ一期と二期のそれぞれ良い部分が程よく混ざっていると思います。かなり面白いです。
これ以上話し出したら止まらないので、とりあえず今回の内容に入りましょう。
今回のメインは、千早、太一、桜沢先生、理音でしたね。
まず触れておくべきは桜沢先生でしょうね。大好きです。
ちはやふるは、千早たち高校生と同等かそれ以上に格好良い大人が登場することが大きな魅力だと思います。桜沢先生もその格好良い大人のひとりです。
桜沢先生が千早に姿勢に関するアドバイスをしたシーンは個人的にかなり好きなシーンでした。だからアニメでもこの場面を丁寧に演出してくれたのが嬉しかったです。
山ちゃんこと理音と千早の絡みは、全国大会の後では一番期待するものでしたね。同タイプの実力者であり、まさにライバル。
千早にいろいろと振り回される理音、かわいい。特に桜沢先生の指導の後、意地になっているところとか良かったです。
そして、ある意味一番の注目所。太一と千早。
太一の実力をめぐる不穏さ（？）に関しては、それこそ全国大会の頃から話題になっていました。
大会後の桜沢先生の独白。団体戦・個人戦を含めて今回の大会で一度も負けていないのは、太一と新だけだった、という件ですね。千早も詩暢も負けはありましたから。
太一のこの急成長は、新とのライバル関係をもちろん匂わせつつ、もっと身近な千早との戦いも期待させるものでした。
そして今回のエピソードは、千早vs太一のガチ対決の雰囲気をとうとう表面化したものだったわけです。
当然、かるた的にも恋愛的にも、この千早vs太一の戦いというのは、他のメインキャラたちに影響を与えないわけがありません。
かくして、ここからどんどん面白くなるわけです。
次回のアニメは2話連続放送とのこと。最高。
今後も、ひたすら楽しみです。
最後に。
石塚運昇さん、大好きです。そして、三宅健太さんも、大好きです。
以上、ちはやふる三期1話の感想でした。
