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アサシンズプライド4話「鎖城に集う、乙女と乙女」【アニメ感想】

アサシンズプライド4話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

今回から新展開に入り、重要な新キャラたちも登場しました。

とはいえまだ導入です。これからですね。

 

【今回のアサシンズプライド

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©2019 天城ケイニノモトニノ株式会社KADOKAWAアサシンズプライド 製作委員会

 

姉妹校の聖ドートリッシュ女学園との合同行事であるルナ・リュミエール選抜戦が開始。期間は一週間。クーファとロゼも家庭教師として同行。ちなみに強引についてきたのが、エリーの屋敷のメイド長のオセロー。

 

選抜戦とは、各校から候補者として代表2名が選出され、計4名でルナ・リュミエールの称号をかけて競う行事。最終日の試練の結果と生徒たちの投票によって1名が選ばれるとのこと。

そして選抜戦が行われる1週間の間、舞台となる学校は完全に封鎖され外界から隔絶されます。

 

聖ドートリッシュ女学園の生徒たちも到着し、とうとう候補生の発表。

優秀な上級生が選ばれるのが通例であるはずなのに、ステンドグラスに刻まれていた名前は、メリダとエリー。

ざわつく生徒たち。そしてメリダたち自身も動揺。しかしとりあえず舞台に上がらされた2人。聖ドートリッシュの候補生である2年のキーラと1年のサラシャも舞台に。

 

そして試練の内容も発表。各候補生を代表とした3人ユニットによる総当たり戦。すぐにユニットメンバーを2人発表することに。しかし、メンバーのあてがなく黙るメリダ

そこで手を上げたのがネルヴァ。それと、昨年のルナ・リュミエールである3年のシェンファ。

とにもかくにも、選抜戦行事が開幕。

 

何か細工したのではと他の生徒たちから疑われるメリダをクーファが慰めるといった場面を挟みつつ、メリダ、ネルヴァ、シェンファの訓練。クーファのスパルタ。

休憩中、メリダに話しかけてきた、黒髪ツインテールの聖ドートリッシュの少女。メリダの境遇を知ったうえで鼓舞するような言葉を放ち、いろいろ意味深。

 

その後、コソコソしているメイド長オセローにクーファが接触。カマをかけたら、ステンドグラスに細工したことを白状。メリダとエリーの力の差をはっきりさせたかったとのこと。

そこでメリダが、選抜戦でエリーに勝ったら、エリーとユニットを組むことを認めてほしいと啖呵。

 

その後。クーファに届いたメッセージ。向かった先にいたのは、クーファの同僚であるブラック・マディア。隠し事はないというクーファに対し、ならメリダの血を採取するというブラック・マディア。

メリダの使用人として、という建前でクーファがブラック・マディアに攻撃を仕掛け、戦闘開始。

そこにロゼも参戦。学校側に不審者の情報も伝えたとのこと。

ロゼをかばうクーファの姿を見て、何かを察した様子のブラック・マディア。一方、変則的な戦闘をするブラック・マディアに驚愕するロゼ。

学校関係者が近づいてきたため、ひとまず撤退したブラック・マディア。

 

あいつは何者かと尋ねるロゼにクーファが説明。他の位階を模倣する道化師。ブラック・マディアはフランドール最強の道化師だ、と。

 

一方その頃。

メリダの部屋に来て、選抜戦の試練で自分がわざと負けることを提案するエリー。それを受け入れられないメリダ

メリダは自分に勝てないと確信してしまっているエリーを見て悔しそうなメリダ

しかしエリーの方も、ずっとメリダの妹でいたいとの思いゆえの行動。

 

今回はここまで。

 

【今回の感想】

面白かったですね。

原作と比べていろいろ変更されている部分もありましたが、致命的な省略などはなかったと思います。

 

今回から始まったルナ・リュミエール選抜戦。最初にルール説明とかがありましたが、ぶっちゃけそこまで深く理解する必要もない気がします。要するに、試合と人気投票です。

新キャラが何人か登場しました。とりあえず、聖ドートリッシュの候補生であるサラシャと、メリダに話しかけてきた黒髪少女だけ押さえておけば問題ないです。

 

あとは今回敵対したブラック・マディアも重要キャラです。位階は、他の位階を模倣できる道化師。

付け加えておくと、原則として道化師が模倣した能力は本物に劣るという欠点がちゃんとあります。逆に言えば、道化師は本物と同程度の能力を発揮するためには、本物以上の努力が必要ということです。

しかしブラック・マディアは、他の7つの位階全てを極めています。だからこそ最強の道化師と呼ばれているわけです。『ハンターハンター』のクラピカのエンペラータイムみたいなもんです。まさにチート。

 

それとこれは原作に関する記憶頼りで定かではないのですが、気になったところ。

ブラック・マディアとの戦闘時に、クーファがロゼをかばい、その姿を見てロゼについて何かを察した様子のブラックマディア。こんなシーン、原作にありましたっけね?

いやまあ、原作にあったらあったで「ほう」と思いますし、もしアニオリならば「良いね」と思うので、どちらにしてもかまわないのですが。

いずれにせよ、それくらい大事なシーンだったということです。というか、この感じだとアニメで原作5巻までやるっぽいな?

 

前回まではいろいろ駆け足過ぎて困惑していましたが、今回は悪くなかったです。

次回以降も期待したいと思います。

 

以上、アサシンズプライド4話の感想でした。