アサシンズプライド5話「黄金の姫と、白銀の姫」【アニメ感想】
アサシンズプライド5話の感想・レビューです。ネタバレありです。
ルナ・リュミエール選抜戦、およびブラックマディア戦が終わりました。
原作からかなり省略されていた感じですね。原作を読んでいる身としては流れを理解できましたが、アニメ新規の方はどれほどついていけているのか。
それにしても今回のエピソードをまさか2話にまとめるとは。
とりあえず今回一番かわいそうだったのはネルヴァです。
【今回のアサシンズプライド】
あらゆる変装が可能なブラック・マディアの侵入によって警戒を強めるクーファ達。
エリーと気まずくなっているメリダを見て、相談にのるクーファ。話を聞き、選抜戦最終日、きちんと話し合うよう提案。メリダとエリーは相思相愛だと理解したクーファ。
そして選抜戦最終日。候補生4組のバトルロイヤル。
そのときクーファが会いにいったのは、メリダに話しかけていた黒髪ツインテールの少女。彼女の不審な動きを察知し、ブラック・マディアの変装と考えたクーファ。
一触即発の雰囲気になりついには剣を交えたところで、その少女が使った武器を見て驚くクーファ。
その少女は、ミュール・ラ・モール。魔騎士(ディアボロス)の位階を継ぐ三大騎士公爵家ラ・モール家の令嬢。
ブラックマディアがコピーできる位階に、三大公爵家が継ぐ上位位階は含まれない。そのことから自分の誤解に気づき直ちにその場を後にしたクーファ。
そのころ。選抜戦。エリーとメリダのタイマン。
エリーがメリダとの対戦を避けてきたのは、メリダが自分より弱いと知りたくなかったから。自分はずっとメリダの下でいたいと告白するエリー。その言葉を聞き、自分の姉としての振る舞いが嫌われていたわけではないと知り安心したメリダ。
スキルでエリーの武器を払い、そこからの近接戦闘、からのとどめ。
自分のほうが強いんだからもっと私に甘えて良いよとエリーに伝えるメリダ。涙を流すエリー。そして抱き合う2人。
そこに現れたのがネルヴァ。その正体はブラック・マディア。今のメリダの戦いっぷりを見てその位階が侍だと気づき、しかもそれがメリダの師匠の位階と同じことを指摘するブラック・マディア。
逃走するメリダとエリー。その逃走先にいたのは門番のグラスペット。それをブラック・マディアが倒したことで、外部から会場のグラスモンドパレスに入れたクーファとロゼ。
結果、あっという間にクーファに追い詰められたブラック・マディア。小さいショートカット美少女。その素顔もマナも覚えたと脅すクーファ。
このままじゃギルドのアジトに帰れないというブラック・マディアに、追加の報告書を渡すクーファ。それで見逃すことに。
ちなみに、ルナ・リュミエールの称号は、諸々を含めて聖ドートリッシュ2年のキーラ・エスパーダに。
そしてメリダとエリーは仲直り。メリダはエリーを自分のユニットに誘い、エリーは喜んで承諾。
しかしクーファにとっては、残された疑問が。本来この会場に入れないはずのオセローを手引きし、ステンドグラスの細工をさせたのはだれか。
そのとき、候補生の一人だったサラシャと話しているミュール。サラシャも三大騎士公爵家シクザール家の令嬢。継ぐ位階は竜騎士(ドラグーン)。
ミュールが持っているのは、マナ解析装置。生徒全員のマナ情報が登録されている、選抜戦会場のグラスモンドパレスから、メリダのマナ情報を入手済み。
今回はここまで。
【今回の感想】
とりあえず、ものすごい省略でしたね。
ミュールの暗躍、選抜戦のバトルロイヤル、そしてブラック・マディア戦。
特にクライマックスのブラック・マディア戦を数秒で終わらせるとは思いませんでした。たしか、ロゼもかなり活躍したはずなんですがね。
あと、選抜戦の大半を省略したせいでクーファがミュールを怪しんだ経緯も描かれていないので、今回急にクーファがミュールを問い詰めているように思えましたね。
まあ、たしかにこのエピソードはメリダとエリーの真の仲直りと、サラシャとミュールという重要キャラの意味深な登場回といった感じだったので、そこまで掘り下げないという意図は理解できるのですが、ここまでザックリいくとは。
それと6話の予告を見たのですが、これってたぶん短編集のエピソードですよね?
まさかここで挟んでくるのか。時系列的には一応問題ないんですよね。しかし印象としてはどうか。吉と出るか凶と出るか。
次回に期待です。
以上、アサシンズプライド5話の感想でした。