因果交流電燈

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ブラッククローバー108話「戦場の舞姫」【アニメ感想】

ラクロ108話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

まず言えるのは、ノエル大活躍の回でした。ノエルの見せ場って結構久しぶりな気がします。それこそソリドとの闘い以来ですかね。溜められた分、今回の乱舞戦は良かったですね。

しかしそれ以上にゾラが良かったです、個人的に。というかゾラは登場してからずっとおいしいところを持っていく印象です。しかしそれが全然嫌味じゃない。なんか、絶妙なバランスなんでしょうね。

下手すれば、アスタ、ユノ、ノエルに続き、4人目の主人公と言っていいくらいの安定感です。

 

面白いですね。

 

 

 

【今回のブラクロ】

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© 田畠裕基集英社テレビ東京ブラッククローバー製作委員会

羅針盤魔法の使い手であるメガネエルフ・キヴンと戦うノゼルとノエル。

キヴンが展開した閉鎖空間のせいで魔法発動が制限されるノエルたち。そこでノエルが思いついたのが、かつてやらかした魔力の暴走を意図的に起こすこと。ノゼルに防御をお願いしたうえで、発動。、閉鎖空間が水で満たされ、キヴンはやむなく魔法を解除。その直後、ノゼルの水銀魔法がキヴンを拘束。

 

自分の思い付きに協力してくれたことへの感謝を告げるノエル。王族らしくはないが勝てたのはノエルのおかげだと認めるノゼル。

そして。

母に似ているが、強くはなれないように思える。そんなノエルを死なせたくないと、戦場から遠ざけてきたと告白するノゼル。しかしノエルは強くなり、自分が間違っていたと謝罪するノゼル。

いろいろとうれしそうなノエル。

 

しかし直後、ノゼルを貫く敵の魔法。

無事だったキヴン。そしてもっと強力な閉鎖空間を展開。

打開策を考えるノエル。嫌な思い出しかないけれど家族を守りたいというノエルの意志によって新たな魔法が発現。キヴンの魔法による魔法制限と、魔力操作というノエル自身の弱点、それらを踏まえた魔法。

ヴァルキリードレス。要するに、水の鎧。

そこから空中戦。ノエルの魔法は、その鎧が触れるマナを完全に掌握するものらしい。つまりは凝縮された力技。そんなノエルの姿に、母の姿を重ねたノゼル。

結果、キヴンはノエルに敗北。

しかし直後、他のエルフたちが登場。それだけの人数を相手にできるほどの魔力が残っていないノエル。

エルフから魔法が放たれピンチになったところで、ゾラの魔法が発動。倍返し。

その後のいつも通りのゾラの王族への挑発を素直に受け止め、水銀魔法で怪我を強引に押しとどめたノゼルも戦闘に参加。

これまでの戦闘から、エルフたちがカウンタートラップなどの複雑な魔法に無知だと気付いたゾラ。

魔力が強大なノエルとノゼルを前線に出し、ゾラがトラップ魔法でサポート。圧倒されるエルフたち。人間が生み出した複雑な魔法の勝利。

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

期待以上でした。文句なし。

ノエルを認めるノゼル、ノゼルの告白と負傷、ノエルの覚醒、そしてゾラの暗躍。

終わって見れば、すべて望んでいたものが見れたなって感じでした。

 

まず、ノエルの新魔法。ノゼルの目からすると、母と似たような戦闘スタイル。

それだけでも素敵ですが、強大な魔力をもつノエルが窮地に発現した新魔法が近接戦闘タイプというのは、黒の暴牛団との歴史が感じられて良いですね。特にアスタ。

ノエルの新魔法のなんちゃらドレスは、鎧の周囲をノエルの絶対領域にするという反則的な能力に思えますが、それを可能にしているのはそもそもノエルの魔力なんでしょうね、多分。つまり、そもそも魔力的にチートだったノエルが近距離戦闘に特化したらバッチリハマったということでしょう。

 

それと、ゾラ。おいしいところを全部持っていきました。

アスタと組んでいたときも良い味を出していましたが、ノゼル・ノエルと組んでもその輝きは色褪せませんでした。もう作中トップクラスの万能キャラですね。その点、ライバルはフィンラルですかね。どっちも良いキャラです。

 

とりあえず、前回と今回ではフィンラルとゾラという名サポート役が活躍した印象です。もちろんメインのノエルも今回存分に活躍してくれました。

しかしこうなると、そろそろヤミ団長の活躍が見たいですね。

 

まあいずれにせよ、熱い展開が続いています。次回ももちろん期待。

 

以上、ブラクロ108話の感想でした。