食戟のソーマ 神ノ皿 7話「ふたりの女王」【アニメ感想】
ソーマのアニメ4期7話の感想・レビューです。ネタバレありです。
連隊食戟4th BOUTが始まりました。
今回は、満を持して連隊食戟に参戦したえりなの活躍回。高飛車なえりなvs不機嫌なもも先輩。 ある意味ヒロイン対決です。
いつになく燃えるえりながかわいいです。その理由も尊い。
【今回のソーマ】
4th BOUTの対戦カードとテーマ食材が決定。
司vs一色先輩 (野ウサギ)
竜胆先輩vsタクミ (ヤリイカ)
もも先輩vsえりな (黒糖)
田所との対戦以降ご機嫌斜めのもも先輩に対し、その不機嫌の理由を教えてあげると挑発するえりな。それに応じるブラックもも先輩。
調理過程も可愛らしいもも先輩。対して、もも先輩相手にスイーツ勝負を挑むえりな。
先に完成したのはもも先輩。城の形をした大迫力のロールケーキ。
もちろん審査員は撃沈。
幼少の頃からひたすら可愛さを追求してきたもも先輩による、見た目も味も可愛く完璧な品。
そして、えりなの品も完成。料理名は「スフレ・レジェ・ドゥ・グラース」。スフレパンケーキ。
直後、なぜか笑みをこぼすアリス。
食べた直後衝撃を受ける審査員。その理由は、パンケーキの間に挟まれた黒糖こしあん。つまりこの品はパンケーキではなく、どら焼き。
食べたアンと司会の麗は、パフパフの特別授業の餌食に。うらやまけしからん。
さらに、もも先輩にも食べるように要求するえりな。しかし、どら焼きにしてしまったことを批判するもも先輩。すると、味わえばさっきの試合で不快になった理由がわかると返すえりな。
仕方なくえりなの品を食べるもも先輩。結果、メロメロ。秘密は隠し味の水切りヨーグルト。それによって黒糖あんが活かされ最高の美味に。
そして、この品は田所の挑戦的などら焼きを見なければ思いつかなかったと答えるえりな。
そこで田所にアリスが解説。えりなの料理名に入った「グラース」はフランス語で「恵」だと。
常に100点を出し続けてきたもも先輩は、満点を捨ててでも120点を目指した田所の品に苛立ったのだと指摘するえりな。その苛立ちはかつてソーマを前にして自分が抱いたものと同じだと密かに思うえりな。
結果、えりなの勝利。
えりなに泣きながら「ありがとう」と言う田所。動揺するえりな。尊い。
その直後、今から自分が審査委員長を務めると宣言する薊。
今回はここまで。
【今回の感想】
えりなvsもも先輩の戦い。大満足でした。
ついに参戦したえりな。彼女の強者相手の食戟は初めてです。勝ったのは予想通りでしたが、それ以上に、田所のかたき討ちをしてくれたというのが素晴らしい。
えりなと田所の絡みは好きです。スタジエールのときはじめて絡んだときから、えりなはずっと田所には優しかったですしね。
そしてえりなの「御粗末さま」はとても良かったです。かわいい。
ここからちょっと長めの余談。
今回4th BOUTが始まりましたが、最も注目すべきはその対戦カード。個人的に予想していたのは、もも先輩vsえりな、竜胆先輩vsタクミ、司vsソーマでした。司戦についての予想が見事に外れたわけです。
なぜこんな予想をしたかというと、この4th BOUTでえりなだけが勝ち、次に竜胆先輩vs一色先輩、司vsえりなの対決になると思ったからです。
この結末予想にもいろいろ理由があります。
まず、客観的に見て反逆者側で最も強いのはえりなと一色先輩であり、その2人ともこれまでほとんど活躍がなかったということ。そして、なんか竜胆先輩と一色先輩はどちらも飄々とした実力者という点で似ていますし、司とえりなはどちらも最強という感じでピッタリ。だからベストカードに思えたわけです。
最もネックだったのはソーマの役割ですが、ソーマは司に負けたばかりです。それと、3rd BOUTで1年生'sが出陣したとき、えりなと一色先輩に繫げると発言していました。その発言は2つの意味にとれるんですが、個人的にはその時点でえりなと一色先輩をソーマたちがサポートするという展開を予想したわけです。
また、この連隊食戟でソーマと司の決着をつけてほしくないという願望もありました。この連隊食戟編自体がいろいろ強引でしたし。だからとりあえず、えりなが司に勝つことで今回の件が解決し、まだソーマはその2人には及ばないというところで次展開に繋がるのかな、と。
この最終予想に基づき、タクミが竜胆先輩を、ソーマが司をそれぞれ消耗させ、その後一色先輩とえりなが引き継ぐのが理想的だと思いました。
しかし結局はソーマが最後に戦うことになったわけです。この選択についての感想は、今後の展開にも関わるので今は書かないでおきます。
以上、長めの余談終わり。
最後、薊が突如乱入してきました。どうなるのか。
以上、ソーマ4期7話の感想です。