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食戟のソーマ 神ノ皿 6話「一本の刃」【アニメ感想】

ソーマアニメ4期6話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

3rdBOUTのソーマ戦が決着です。その結果は、もちろん予想通り。だって主人公だもの。

これまでの対戦や経験を踏まえたソーマの力が発揮されました。そして、相変わらず有能な美作。 

 

今回で3rdBOUTは終了。次は4thBOUT。佳境です。

 

 

 

【今回のソーマ】

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©附田祐斗佐伯俊集英社・遠月学園動画研究会4

 

3rdBOUT、最後に残ったのはソーマvs斎藤。お題はバター。

バターを活かした料理がどのようなものか反逆者連合のみんなは議論。そんな中、斎藤先輩はオレンジを絞り、ソーマは餅を使ったホワイトソースを用意。

その後互いに調理が進行。しかしソーマがまだ何か隠していることに気づく斎藤。

 

先に調理が完成したのは斎藤。その品はバター海鮮丼。

バターをくどくさせないために酢飯に使われたのがオレンジ果汁。結果、味が最大限高まることに。食が止まらない審査員たち。

 

寿司職人がここまでバターを活かしたことに驚く反逆者連合。それに対して、魚を活かすためには副食材こそが重要であり、すべての副食材は自分の守備範囲だと豪語する斎藤先輩。

その魚への執念について。実家が小さな寿司屋だった斎藤。その店を切り盛りしていた母がある日老舗の寿司屋に修行に行くことになると、そこの旧態依然の体制ゆえに倒れることに。その後ひとりで店を守ることにした斎藤は、魚という刀一本で成り上がってきたとのこと。

その信念が凝縮された斎藤の一皿を堪能する審査員たち。

 

そこでソーマも調理完成。品はバターピラフ稲荷寿司。

大満足の審査員。

ポイントは、豆乳と餅でつくったホワイトソースによる絶妙な軽さ。

そして、一品に込められたいくつもの工夫。

刃一本では斎藤には勝てないと分かっていたソーマ。前日、敗れた美作が提案したのは、自分がトレースした十傑メンバーに扮した仮想食戟。結果、仮想斎藤の一本の刃に太刀打ちできなかったソーマ。

そこでソーマは勝つために複数の刀を使用。タクミ特性のチーズによる塩味、田所のりんごバターによるさわやかさ、葉山の香気の爆発、黒木場が使ったエビの旨味、吉野直伝の絶品鶏だし、など。

遠月での研鑽に支えられていると言うソーマ。入学当時、遠月を「踏み台」と表現したときとは真逆に。

 

全ての刃から学んできたソーマの武士道に、斎藤は完敗宣言。

勝者、ソーマ。

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

このソーマvs斎藤の結果に関しては意外なところがまったくありませんでした。

作中で特に言及されてはいませんでしたが、斎藤は2ndBOUTからの連戦というハンデが一応ありましたし。そしてソーマの方はいつも通り。

 

総じて3rdBOUTは、田所が敗北したことを除けば、まさに予定調和でした。

 

問題は次の4thBOUT。なぜなら残っているのが、もも先輩、竜胆先輩、司という最強の3人だから。一方、反逆者側で残っているのは、ソーマ、タクミ、一色先輩、そしてエリナの4人。

原作を読んでいたとき、次の4thBOUTの対戦カードが一番気になりました。はっきり言って、少なくとも次に司と当たる相手は敗北するのが決定事項みたいなものですから。また、司よりはまだ可能性はありますが、竜胆先輩と当たる相手も敗北濃厚。

 

原作で読んでいた当時の個人的な予想は、もも先輩vsエリナ、竜胆先輩vsタクミ、司vsソーマでした。

この予想の理由や結果については次回に書きましょう。

 

以上、ソーマ4期6話の感想でした。