ブラッククローバー114話「最後の入城者」【アニメ感想】
ブラクロアニメ114話の感想・レビューです。ネタバレありです。
エルフたちとの最終決戦の続きです。
今話の要点をまとめましょう。
・ノエル、予想以上に善戦。でも相手が悪すぎ。そこでまさかの助っ人登場。
・チャーミー覚醒。もうチャーミー1人で良いんじゃないか問題。
・ユノ、ついに参戦。しかし、それどころじゃないトラブル発生。
こんな感じの回でした。
今回を経て一気に展開が変わっていきそうです。面白い。
【今回のブラクロ】
ノエルvsファナ。
水と炎で熾烈な空中戦を繰り広げるノエルとファナ。
機動力で勝るノエルが仕掛け、ファナを圧倒。さらに、ファナの強さゆえに逆に安心して発動できる手加減なしの海竜の咆哮がファナを直撃。
しかし、それで上半身を失うほどのダメージを受けたにもかかわらず、ファナは炎回復魔法「フェニックスの羽衣」で再生。
敵のヤバさをあらためて実感するノエル。
アスタ&ミモザvsリル
リルの魔法に防戦一方のアスタたち。そこでアスタの提案。ミモザが植物回復魔法をかけつつアスタにおぶさって合体することに。
黒の暴牛vsエルフ(王宮前)
金色の夜明けのエルフたちに対し、決め手に欠ける黒の暴牛。
そのとき、各地でバラバラだった魔法騎士を率いたユノが参戦。あっという間にエルフたちを制圧。
ユノに料理を振舞うチャーミー。魔力回復効果があるとわかり、「すごい、ありがとう」とユノ。感激のチャーミーと、怒るシルフ。
そしてアスタが影の王宮に突入したと知ったとき、ユノのペンダントが反応。王宮への入り口が生じ、そこに向かうユノ。その背中についていくチャーミー。
影の王宮侵入後、チャーミーがたどり着いたのはリルの魔法が跋扈するところ。つまりアスタ&ミモザの戦闘地点。
すぐにアスタたちもチャーミーの乱入に気づき、そしてユノが王宮に侵入したことも把握。
そんな中、戦闘面では圧倒しているものの絵の内容に悩むリル。そんなリルに料理を振舞おうとするチャーミー。しかしそれを拒否し、料理を薙ぎ払うリル。
料理をダメにされたチャーミーは怒り心頭。綿魔法で攻撃しようとするも、リルが迎撃し、吹っ飛ばされるチャーミー。
倒れたチャーミーのところへ駆け寄ろうとしたアスタたちが感じた異常な魔力。
綿魔法による羊の中から現れた巨大な狼。変化するチャーミーのグリモワール。そして、大人版のチャーミー。
ここでチャーミーが人間とドワーフから生まれ、その両方の特徴を併せ持った「ダブル」ということが判明。
ただ、チャーミー自身も全く知らなかったらしい。
巨大な狼によって食べられるリルの魔法。
チャーミーのもうひとつの魔法・食魔法。ダブルは2つの魔法属性を持つことがあるとのこと。
しかも食べられたリルの魔力がチャーミーの魔力になるというトンデモ能力。
さっきダメにされた料理の仕返しとして魔力を込めた攻撃(物理)をお見舞いするチャーミー。負けじとなんとか応戦するリル。
そして、アスタたちにここは任せて先に行けと言うチャーミー。応じるアスタたち。
上へ向かうアスタとミモザ。
その頃、ファナの不死身っぷりに苦戦するノエル。
そこで突如ファナを襲った斬撃。アスタの助太刀を期待したノエル。
しかし、現れたのはザック団長。
「なんであなたなのよ」とノエルも絶叫。
アスタとミモザは、エルフになっていたダヴィドが倒れているところに遭遇。
とりあえずアスタが転生魔法を解除。
しかしそこに残された魔力が人間のものでもエルフのものでもないことを感じ取ったミモザ。
あらためてエルフたちの位置関係を確認するミモザ。すると、エルフ3人がいる場所にユノがいることが判明。そこへ向かおうとするアスタ。
パトリ、ライア、そしてロンネというエルフ、その3人の前に立つユノ。
パトリたちの目的はユノが持つ魔石。
パトリとライアが光魔法でユノを攻撃。しかしそれをマナゾーンを用いてすべて回避し、さらに反撃するユノ。エルフの力も人間の力も成長した様子。
すると、ユノのマナゾーンでも感知できない襲撃を仕掛けるロンネによって魔石を奪われたユノ。
魔石どうこうに関係なく、かつてアスタが守ってくれたそのペンダントが奪われたことに怒るユノ。
一方、魔石を奪ったロンネを賞賛するライア。
「これで今までのすべてが報われるね」とロンネが発言。
すると、そのロンネの言葉が嘘ということに気づいたライア。そんなライアの態度を不思議に思うパトリ。
「お前、誰だ」とライア。
笑うロンネ。直後、ライアの腹に開けられた風穴。
今回はここまで。
【今回の感想】
前回、魔法騎士vsエルフの最終決戦が始まったと思いきや、ここで急展開です。
まず、ノエルがかなり善戦していました。個人的にはけっこう予想外でした。
相手がファナですから、もっとボコボコにされると思っていたんですが、攻撃面ではノエルが優勢だったようです。すごい。
しかしそれを覆すほどのファナの回復能力。チャーミーやバネッサ並みの反則です。
そこでまさかのジャック団長の介入。
意外すぎて逆に面白かったですね。だって王宮突入勢の中でノエルと最も関係性が薄いのがジャック団長だから。
そりゃノエルも叫びますよ。なんでお前だよ、と。
とはいえ、やはり団長クラスが助っ人に来ると安心感があります。
今回最後の急展開もあるのでこのノエル&ジャックvsファナの決着がつくのかはわかりませんが、予想できるのは、ジャック団長がファナの回復魔法すら切り裂くとかそんな感じでしょうか。
そしてリル戦。
関係性的に言えばアスタの対戦相手としてリルは良いと思っていましたが、戦闘面ではアスタとミモザはかなり苦戦していましたね。
思えば、アスタはトリッキーな相手には弱いのかもしれませんね。単純な力比べなら無双できますが。これが無効化能力を持つ主人公の宿命なのか。
そこでまさかのチャーミー参戦。
魔力回復能力だけでも反則レベルでしたが、さらにそれ以上の秘密と能力が明らかになりました。
いわゆるドレイン系能力ですかね。魔法を食べてその魔力を自分のものに、という。もうアスタは涙目。
もはやエルフ化したリルとタイマンでも大丈夫だろうなという安心感。
わりと冗談抜きで、チャーミーとバネッサの2人が組めば大体勝てる気が。。。
そして、ユノ。
長い間登場しなかったユノ。なんだかんだ活躍してくれていたようですね。魔法騎士を率いるまでになっていました。未来の魔法帝を予告させる活躍だったのかもしれません。
しかしそんなユノの成長以上に、エルフ側で不穏な展開になりました。
予想通り、謎のもう一人のセフィラの徒が問題だったわけですね。ライアやパトリにとっても予想外の展開。
ここまで、エルフにもエルフなりの事情があるということが強調されてきましたし、まさにアスタはエルフも救おうとしていました。
そしてここにきて、エルフにとっても別の敵が現れたようです。
ここからは人間とエルフが協力するという展開に入るのかもしれません。
転生云々とかの問題はありますが、エルフには良いキャラがたくさんいますから、ここで直ちに退場させるのはもったいないですしね。
特にエルフ版ドロシーとかファナとか。だってかわいいから。
とにもかくにも今後の展開を左右するのは次回ですかね。
次回が楽しみです。
以上、ブラクロアニメ114話の感想でした。