因果交流電燈

本とアニメを題材にしていろいろ語るブログです。

ブラッククローバー118話「時空を超えた再会」【アニメ感想】

ラクロアニメ118話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

前回に続き、500年前の回想から。

魔神となったリヒトとルミエルの戦い。500年前と現在を繋いだセクレ。

 

そして、とうとう悪魔vsリヒト&ルミエルの戦いが見れました。

 

これはもう英雄たちが活躍することで決着かと思いきや、そうはいかないようです。

 

次回はアスタの活躍が見れそう。楽しみです。

 

 

 

【今回のブラクロ】

f:id:otokitakun:20200122060003j:plain

© 田畠裕基集英社テレビ東京ブラッククローバー製作委員会

 

 

魔神となったリヒト。

リヒトを人殺しになんかさせないと戦うルミエル。

 

自分の魔法で作られた魔道具によってエルフたちが壊滅状態になってしまったことにショックを受けたセクレ。

リヒトが魔石を利用した強力な魔法を放とうとしたとき、セクレはその魔道具をルミエルのところへ。

 

魔道具によってリヒトの魔法を吸収。

攻撃を防ぎ、負の魔力が弱まり動きを止めたリヒト。

 

その隙にリヒトとの約束を思い出しながら、とどめを刺したルミエル。

 

急ぎ魔石を回収し、リヒトの五つ葉の魔導書を回収しようとする悪魔の前に立ちふさがったセクレ。

魔石を利用した禁術による反動を顧みず悪魔に封印魔法を施すことに。

 

しかしそのとき悪魔は言霊魔法でセクレから招き寄せた魔石を利用して転生魔法をエルフたちに発動し、その直後に封印。

 

そこに致命傷を負いながら現れたルミエル。

その姿を見て、セクレは魔石を利用した封緘魔法を彼に使い生きながらえさせることを選択。

 

数年後、ルミエルは石像となり、セクレは禁術の反動で鳥の姿に。

 

それから、悪魔の復活を見据えてリヒトの五つ葉の魔導書を見守ってきたセクレ。

そしてその魔導書を手にしたのが、アスタ。

 

回想終り。

 

悪魔の前に辿りついたアスタ、ユノ、パトリ。

その直後、ルミエルとセクレも到着。

 

初代魔法帝を見ていろいろ驚くアスタ。同時に、一緒にいるセクレの「気」に何かを感じている様子。

 

そしてセクレはリヒトの不完全な転生の封印を解除。

 

ルミエルに「ありがとう」、そしてパトリに「よくがんばったね」と告げるリヒト。

 

あらためて、悪魔との戦闘へ。

 

悪魔の触手の魔法に有効なダメージを与えるリヒトとルミエル。

魔神化とその魔法を吸収したことが影響していると推察する悪魔。

 

言霊魔法による防御の隙も与えないルミエルとリヒトの連携。圧倒される悪魔。

 

しかし、触れるものすべてを分解する槍によって迎撃され、ルミエルが負傷。

 

そのとき突撃してアンチ魔法で槍を受け止めてルミエルを守ったアスタ。

 

直後悪魔からの反撃を食らうもなんとか防御。

ルミエルの腕はセクレが封緘魔法で治療。

 

しかし悪魔による触手の魔法の脅威はいまだ健在。

 

そこで、エルフたちの力を分け与えてもらって発動した本気の一撃をリヒトが悪魔にお見舞い。

 

そのトンデモない威力にアスタやユノたちも驚きを隠せず。

 

これで悪魔も完全に消滅したかと思いきや、復活。

 

「こちらの世界」の魔法では自分を倒せないと豪語する悪魔。

アスタの方をチラ見するリヒト。

 

リヒトが使った剣は、アスタが以前に奪われたもの。

その真の使い方を見せられ、自分が今持っているアンチ魔法の剣のさらなる可能性を考えるアスタ。

 

今回はここまで。

 

 

 

【今回の感想】

前回から続いた500年前の真相。

魔神の正体はリヒト。それを倒したルミエル。

 

ルミエルにとって、魔神との戦いは決して英雄譚なんかではなかったということでしょう。

 

そして500年前から続く悪魔の謀略に対抗するための最大の功労者だったのがセクレ。

瀕死のルミエルの封印、リヒトの五つ葉の魔導書の監視、そしてルミエルとリヒトの封印の解除。

 

かくしてルミエルとリヒトが再会し共闘することが実現しちゃったわけですね。

 

やはり別格の強さのルミエルとリヒト。

しかしそれでも悪魔はまだいろいろと厄介な敵のようです。

 

あと、気になっていた他の部屋での戦闘の様子も少しだけ明らかになりました。

チャーミーパイセンはリルを完全にボコった模様。

ノエル&ジャックvsファナの戦闘はまだ継続していた感じ。

フエゴレオンやノゼルは救助活動。

 

あれ、メレオレオナ様は?どっかで暴れてんのかな。

 

というか、事実上チャーミーパイセンはセフィラの徒であるリルをほぼタイマンで倒したことになりますね。

やっぱヤベーなこの人。もう団長クラスじゃん。

 

また、リヒトの魔法を見てユノはいろいろ思うところがあった様子。

それも当然です。数話前のライアの言葉によれば、ユノの中にいるエルフはリヒトの子供なんですから。

 

そこで今さらながら気づきました。

ユノは風魔法。そしてリヒトの妻であるテティアの魔法も風。

つまりユノは母の風魔法を受け継いだわけですね。

 

ちなみに個人的に一番気になったのはアスタとセクレ。

 

今回、正体を現したセクレと対面したアスタは何か気づきそうな感じではありましたが、それ以上の発展はまだありませんでした。

 

セクレはアスタのことをどう思っているんでしょうね。

私、気になります。

これまでアスタ周辺にいなかったクール系ヒロインということもありますし。というか、可愛いですし。

 

とはいえセクレには既に《ルミエルを心から慕っている》という強力な背景がありますから、もしかしたらルミエル一筋なのかもしれず、今後も色恋展開など皆無かもしれませんね。

 

ただそうなると気になるのが、新ED最後の場面(今回はOPもEDもカットでしたが)。

 

そこにはアスタらしき相手を前に頬を赤らめているセクレの姿。OP最後にルミエルとリヒト2人を前にして感動の涙を流すセクレと対照的になっている気がしますね。

 

EDの雰囲気や歌詞などから考えて、ルミエルが今後セクレの傍にいることはなさそう。

ルミエルの復活も何かしら限定的なものなんでしょうし、あるいは今回の戦いの決着で何かあるのか。

 

そしてED映像を見た限りセクレはどうやら今後黒の暴牛の仲間になりそうです。

ルミエルとの別れを乗り越えて、黒の暴牛加入と言った流れになるんでしょうか。

 

それとアスタの剣はまだいろいろ謎。というか複雑。

少なくとも、以前の戦闘でアスタから奪ったリヒトの宿魔の剣では悪魔にとどめを刺すことができないらしい。

有効なのは今アスタがもっている断魔の剣なんでしょう。とはいえ、リヒトとアスタでは3本の剣の効果がどう違ったりするのかなども気になるところです。

 

あらためて考えてみても、ルミエル・リヒトからアスタ・ユノへの影響・継承関係は面白いです。

 

アスタ

・魔導書と剣はリヒトのもの

・ルミエルの従者セクレがずっと一緒(きっかけはリヒトの魔導書)

・どこかルミエルを彷彿とさせる(ライアやパトリの反応など)

・ルミエルやユリウスが共通して持っていたいろんな魔法への興味関心

 

ユノ

・ルミエルと声が一緒(?)

・ルミエルの妹テティアとリヒトの子の転生

・テティアと同じ風魔法

 

今後の流れとして気になるのは、悪魔を拒絶するべく魔神化したリヒトとそれを倒したルミエルという関係性を、アスタとユノの2人が再現したりするのかどうか、とか。

見事にアスタは悪魔につきまとわれているようですし。

しかし、きっとそんな展開にさせないのがアスタとユノなんでしょう。

 

とりあえず次回はアスタの活躍に期待。

 

 以上、ブラクロアニメ118話の感想でした。