ブラッククローバー119話「終わりの一撃」【アニメ感想】
ブラクロアニメ119話の感想・レビューです。ネタバレありです。
とうとう悪魔との戦いが決着。
初代魔法帝ルミエルも復活してしまった今、影の王宮はもはやオールスター感謝祭状態ですが、それでもやはり最後はアスタ、ユノ、そしてヤミが決めてくれました。
特に後半の盛り上がりが良かった。面白かったです。
【今回のブラクロ】
断魔の剣とアンチ魔法をより使いこなそうとするも、力を制御できず少し暴走気味に悪魔に攻撃を仕掛けるアスタ。
アスタを助けようとしたルミエルがちょっと巻き込まれちゃったり。
そして悪魔への攻撃手段が限られている中、パトリは自らの意志でダークエルフの力を利用。魔光魔法を操り、有効な攻撃が可能に。
さらにユノもどんどん成長。空間に残る魔力を凝縮して風精霊創生魔法によって悪魔にも有効な剣を生成。
ついでにアスタを挑発。
そんなユノを見てアスタも奮起。
とうとうアンチ魔法の制御に成功し、断魔の剣ブラックディヴァイダーを完成。
アスタとユノ2人が連携し、とうとう悪魔に一撃。
しかし心臓を撃つことはできず。
そして悪魔もついに本気を出し、「口だらけ黒キモ野郎」に。
触手もどんどん拡大し、他のフロアが心配。
そこでルミエルとリヒトが協力。
絆がある者と魔力を共有・分有できるリヒトの宿魔の剣と、悪魔にも有効なルミエルの魔法。
2人の合体魔法によって影の王宮内にいるエルフたちに、悪魔の魔法に対抗できる魔力が供給。
その間、リヒトとルミエルを守るパトリ。
悪魔の魔法を凌ぎながらとどめの一撃をぶちかますことを狙うアスタとユノ。
そして、悪魔の隙を突いて、2人同時に悪魔に攻撃することに成功。
しかしそれでも倒せず、限界のアスタはブラック化解除。
そのとき、少し離れたところからチャンスをうかがっていたヤミが、「次元切り・彼岸」を発動。
大ダメージを受けた悪魔。
直後、アスタのダメージを封緘魔法で封印したセクレ。
そして、「魔法帝になるんでしょ」と一言。
限界を超え、再びブラック化したアスタ。
そして、悪魔に終わりの一撃。
今回はここまで。
【感想】
長かった戦いもこれで一段落でしょうか。
全体的にちょっと作画というかテンポが悪かった気もしますが、後半の盛り上がりで帳消しって感じですかね。
悪魔へのとどめがアスタ、ユノ、ヤミの3人だったのは、ある意味で最善だったのではないでしょうか。
もちろん能力の問題もありますが、さすがにこの場面でルミエルやリヒトに頼っちゃったら情けないですし。現代の連中として。
その代わり、ルミエルとリヒトは他の魔導士やエルフを助けるために力を使うという形で上手く分業していました。
この最終局面でヤミが活躍してくれたのも良かったですね。
アスタとユノの活躍は当然といえば当然ですが、ヤミは現魔法帝ユリウスの意志を継いでいますから。
ちなみに、やはりユノは父と母の魔法を受け継いでいる様子。ルミエルも気付いていました。
母の風魔法と父の剣魔法。剣の方は変則的ではありましたが。
あと、リヒトと協力していたところでルミエルにちょっと異変がありましたね。
やはり復活が完全ではないのか。
この様子だと、戦いの後も無事ということはなさそう。
そして、ある意味一番気になっていたこと。
セクレがアスタをどう思っているのかがわかりました。
最初はアスタを利用するつもりだったけど、一緒にいるうちに信じたくなってきたとのこと。
要するに、もはやデレているということですね、わかります。
最後の一撃を放つ前。
アスタを回復させてその背中を押すセクレを笑顔で見守っているルミエル。そして、回想の中でネロの瞳の中にルミエルの後に映されたアスタ。
最高ですね。
しかも同時に、なんだかんだこれまでのアスタの戦いを一番傍で見てきたのがセクレなんじゃないかと思わせてくれる場面でもありました。
遅れてきた正ヒロイン感満載です。
これはもうノエルの心中穏やかじゃありません。
次回以降そんなやりとりも見れたりするのかな?
良い回でした。
次回以降も楽しみです。
以上、ブラクロ119話の感想でした。