警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課－トクナナ－2話「捜査する二人」【アニメ感想】
トクナナ2話の感想・レビューです。ネタバレありです。
七月のトクナナにおける最初の事件でした。
今後も、毎話ごとに事件を解決していき、その背後で暗躍しているナインの手掛かりを少しずつ掴んでいくという流れになるんでしょう。
一応トクナナのメンバーの紹介はされましたが、彼らが実際どこまで優秀なのかはまだ測りかねるところです。
とりあえず一ノ瀬はなかなか頭がキレる男のようです。
【今回のトクナナ】
取り調べをする一ノ瀬。犯人から自白を引き出します。
なんでも一ノ瀬は人の心が読めるとのこと。犯罪動作学とかなんとか。そして大学時代からFBIの捜査にも協力していたらしい。
トクナナに配属することになった七月。
ボス曰く、トクナナはテロ集団ナインの犯罪を専門に捜査する部署。そしてナインとは、ドラゴンの存在を信奉する集団とのこと。
とはいえ、ナインのボスは9年前につかまり事実上ナインは壊滅状態。そのためやることがないトクナナは、他の部署の案件をかすめ取っている現状。
ボスからトクナナのメンバー紹介。
桐生院：ボス
遠藤：ダンディなスナイパー。
二条：頭良さそうなエルフ。
四季彩紅音：ヴァンパイアのサムライ
一ノ瀬：カリスマ
そして事件の捜査へ。一晩で四人の政治家が同じ手口で殺害された事件。
トクナナ全員で捜査にあたり、一ノ瀬と七月は二人で現場をまわることに。しかし特に成果はなし。
その後、被害者四人の共通点が判明。死んでほしい政治家ランキングというブログに四人とも入っているとのこと。
そのブログをさらに調べることに。
まず、そのブログはコメントなども個人によって制御された自作自演のものだと判明。
また、そこに書かれた政治家のスキャンダルはただのネットソースのゴシップではなく、当事者だけに意味がわかる脅迫めいた内容になっていることも明らかに。
ブログ運営者は元公安の人間。
そこで真相を瞬時に把握した一ノ瀬。運営者の男を取り調べ。
一ノ瀬が語った推理とは、殺された政治家たちの秘書四人が手を組み、リレー殺人を行ったということ。そして身代わりとされたのが、今捕えられているブログ運営者の男。
自分がはハメられたことを知り、捜査に協力することにした元公安の男。
トクナナは同時に四人の秘書を確保することに。
しかし一ノ瀬と七月が向かった先で犯人が逃亡。もみ合いの末、確保。
ちなみに、七月と犯人が格闘しているとき犯人の男が、自分たちの行いは清く正しいものであり、そのことを「あの方」も認めてくれた、と発言。
そして最後、前回の強盗事件で狙われ、今は銀行で保管されていたダイヤが再び盗まれたとのこと。
ダイヤを運ぶ謎の男。彼がダイヤを渡した相手は、9年前に捕まったナインの首謀者・ウォーロックでした。
今回はここまで。
【今回の感想】
トクナナに配属された七月の最初の事件でした。
前回あまり良い評価を与えませんでしたが、今回はそこまで悪くなかった気がします。
ただ、一ノ瀬の真相把握がずいぶん急な気がしました。
別に本作は硬派な推理ものというわけではないでしょうから、そこまでゴリゴリの論理的な推理を期待しているわけではありませんが、各キャラを活かした説得力のある展開になってほしいところですね。あるいはもっと社会派な一面があるとか。
そして、ナイン首謀者の暗躍がさらに表面化してきました。
これからどう絡んでくるのか見物です。
今のところは女性陣の四季彩さんとベルちゃんが癒しですね。
次回以降、一ノ瀬以外のメンバーにもスポットが当てられていくのでしょう。
以上、トクナナ2話の感想でした。
