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炎炎ノ消防隊12話「浅草開戦前夜」【アニメ感想】

炎炎ノ消防隊12話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

2クール目に入りました。ほんの少し時間が空きましたが、再び楽しい時間が始まります。

 

なんだかんだあって、第7との関係性が良好になっていった第8。

しかしそこからまさかの展開。ベニマルvsオウビというある種の頂上決戦が実現。

 

最高でした。

前回が中途半端に終わっていたとはいえ、2クール目最初にいきなり熱い展開をぶつけてくれました。

 

そして、今回最後には興味深い過去話に入りました。

 

ワクワクが止まりませんね。

 

【今回の炎炎ノ消防隊

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© 大久保篤講談社/特殊消防隊動画広報課

前回の、第7大隊長ベニマルのド派手な鎮魂。

これもひとつの弔い方だと受け入れた第8。シンラの言葉をきっかけに、第8も町の修繕に手を貸すことに。町に馴染みつつ、活躍する第8の面々。

 

そんな中、白装束たちにも動きが。第7の管轄に第8のマッチボックスが、と。

そしてその対処に動く白装束たち。

 

第7中隊長・紺炉(コンロ)の治療をしているベニマル。

どうやら本来はコンロが大隊長になるはずだったが、コンロはまともに戦えない体になっているらしい。

 

そこに第7の双子ヒナタとヒカゲを伴って現れたシンラ。

双子となんだかんだ仲良く遊んでいたらしいシンラ。

 

そんな姿を見つつ、第8のことを気に入ったと話すコンロとベニマル。

そして第8の捜査に協力はする、と。

 

シンラとベニマルの対面。

まずシンラは、さきほど見たコンロの体について質問。

第三世代能力者が限界を超えて発火能力を使うことで生じる炭化・灰病だと伝えるベニマル。そして、いつかのことを後悔している様子のベニマル。

ベニマルはオウビとの面会を要請。シンラもそのつもりだった様子。

 

すっかり第7の面々とも打ち解けている第8。

ちなみに、第7が原国主義だからと留守番になったアイリス。同じく留守を預かった第5のヒバナたち。基地ではヒバナが好き勝手している模様。

 

オウビのもとへ向かうベニマル。そんな彼が目撃したのは、先刻鎮魂したカンタロウを焔ビトにしたことを話し、この町の人々をもっと焔ビトにしようと計画しているオウビとヒナワの姿。

激昂するベニマル。ド派手な攻撃。

 

ベニマルの襲撃に驚くオウビとヒナワ。オウビはベニマルになぜ攻撃するのかと尋ねたものの、さきほどの光景を見ていたベニマルは聞く耳を持たず。

そこにシンラたちが介入するも、ベニマルの戦闘態勢は変わらず。

 

当然、さきほどベニマルが目撃したオウビとヒナワの姿は、白装束たちの変装。

 

見間違いだ、戦闘の意志はない、と告げるオウビ。

しかしベニマルは、自分を倒してその意志を見せろとの無茶苦茶な要求。ここでは力、戦いが全てだから、と。

 

ひとまず腹をくくるしかないと判断したオウビ。

戦闘開始。

まずオウビが一時撤退。

そこから、第8の面々が連携してベニマルを攻撃。しかし、そのすべてを防ぎ切り、反撃するベニマル。

第8のダメージ大。

 

そこで装備を整え戻ってきたオウビ。

第8の惨状を見て怒るオウビ。なぜこの町を襲うのかと問うベニマル。何を言っても聞かないでしょと開き直るオウビ。

2人の大隊長による戦いが開始。

 

消火しようとしないオウビに戸惑うベニマル。

無能力者なんだからそんなのできないと答えるオウビと、驚愕するベニマル。

消火グレネードなどの装備品を使いながらベニマルの攻撃を耐え、とうとうベニマルに頭突きで一発お見舞いするオウビ。

 

オウビの強さに驚くシンラ。

そんなことも知らなかったのかとヒナワ。しかし、オウビとベニマルが戦ってしまうことに危機感。

 

そこでコンロが到着。状況を説明され、驚かずにはいられない様子。

 

ベニマルもオウビのことを認めつつ、だからこそなぜカンタロウを焔ビトにしたのかと激怒。本気の攻撃の構え。

そこで止めに入ったのがコンロ。それでも攻撃しようとするベニマルに対し、発火能力を使ってまで止めるコンロ。その姿を見て、ベニマルも攻撃を収めることに。

 

あらためて、落ち着いて第8の話しを聞くことに。

まず、ベニマルの目撃情報が見間違いと言うならばオウビたちはそのとき何をしていたかとの問い。オウビたちは雑貨屋にいたとのこと。

一方、シンラはオウビにベニマルを裏路地に連れてくるように命じられたと証言。しかし、そんなことは言っていないとオウビ。

とりあえず、ベニマルは雑貨屋に確認へ。

残された、第8とコンロ。

 

そこでシンラが、コンロの容態について何があったのか尋ねます。

全ては自分の力不足だったと答えるコンロ。ベニマルは何も悪くない、と。

 

そこから、コンロの過去の話。

まだ彼らが特殊消防隊になる前。大量の焔ビト化に対処しているベニマルとコンロ。

しかしベニマルは発火限界に。コンロも似たような状態だと心配するベニマル。

そこに、鬼のような姿をした焔ビトが。瞬時に、この敵はヤバイと判断したコンロは、ベニマルを避難させ、自分だけでその焔ビトと戦うことを選択。

 

今回はここまで。

 

【今回の感想】

文句なし。面白かったです。

 

前回、シンラとベニマルが戦うのか?という雰囲気がありつつ、ベニマルの男気を見て考えを改めたっぽいシンラの姿があったので、第8との戦いはないかなと思っていたのですが、まさかまさかの第8全員とベニマルの戦闘になるとは。

 

伝導者一派の介入という嫌なきっかけではありましたが、とうとうオウビのガチな戦闘シーンが見れたのが大きいですね。

オウビの立ち位置、良いですね。無能力者でありながら、最強のベニマルにすら一矢報いる始末。まさに頼れる兄貴分。

もはや今回シンラの戦闘における活躍がなかったことなど忘れてしまいます。

 

また、前話まではまだ怪しさを拭いきれなかった第7というかベニマルですが、今回白装束たちに騙されたことでその潔白さが証明された気がします。

どうやら、見た通り不器用で傾奇者の兄ちゃんに他ならないようです。少なくとも今のところ。

 

そして、コンロの回想で気になる敵が現れましたね。あれはあくまで過去の話で終わるのか、それとも現在にも続く問題なのか。私、気になります!

 

今回の展開は予想していませんでしたが、なんだかんだ第7と第8の関係性構築、オウビとベニマルという最強クラスの戦闘シーン、そして新たな謎の登場など、大満足の回でした。本当に30分?と思うくらい詰め込まれていましたね。

 

とはいえ、今回のタイトルが「開戦前夜」ですから、次回以降、おそらく白装束たちの暗躍を軸にさらに戦いが苛烈になりそうです。

 

次回もさらに期待です。

 

以上、炎炎ノ消防隊12話の感想でした。