超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!10話「 林檎は勇気を出して狩人になるようです!」【アニメ感想】
超余裕10話の感想・レビューです。ネタバレありです。
お待ちかねの林檎祭りです。
同時に休暇を命じられた司と林檎がデートすることに。葵や桂音のトンデモアドバイスを経て、林檎は忍の指示に従うことにしたものの、デート自体は空回り。しかし最後にはなんだかんだ幸せそうな林檎。
さらに、林檎が司を好きになった経緯も判明しました。
全体的には平和な回でした。とりあえず林檎が可愛かったので全て良し。
【今回の超余裕】
碧の団と仲良くなるのは不可能だと答えた司。
その理由は、新たな団長コンラッドがついた嘘。彼はギュスターヴ領の再建に必要な黄金像の所在をわからないと答えたが、それは嘘だと見破った司。たぶん黄金像を手中に収めているのだろう、と。
しかし今すぐ碧の団の不正を暴露するべきではないとのこと。ギュスターブの生死が不明であり、そして今は碧の団が民意を掌握しているから。
まずは七光聖教による民の人心掌握作戦へ。
しかしそこで桂音から一言。司と林檎がこのままでは倒れてしまうから、2人とも5日間静養するように、と。
さすがに桂音の命令に逆らおうとはせず休養することにした司たち。すると、休暇最終日に一緒に出掛けようと林檎を誘う司。
リルルに負けたくないとデートの策を練る林檎。男性と親密になるためのアドバイスをみんなに聞くことに。
しかし。
徹底的に金的を狙うことをアドバイスする葵。
クロロホルムで意識を奪い、その後いかに襲うかを教える桂音。
悩んだままの林檎。そこで現れたのが忍。「恋はハンティング」と言い、具体的な策を林檎に伝授。
デート当日。愛の狩人となった林檎。
いつも通りの格好だと周りに騒がられるからと衣装チェンジしたりしながら始まった2人のデート。
しかし、手を繋ぐことには失敗。そして策を練った間接キス作戦では、先に司が間接キスをしてしまい林檎が撃沈。気絶。
ここから回想。
林檎の母による遺伝子研究に基づき生まれ、幼少の頃から科学の才能をいかんなく発揮して名声を轟かせた林檎。
そんな圧倒的な才能を見せつける林檎に対し、同じく科学者である林檎の母は徐々に冷たくなっていき、ついには林檎を捨てて出ていくことに。
その後、生きる意味を失った林檎。或る日、そんな林檎に時計を直してほしいと頼んできた司。しぶしぶ修理する林檎。
すると司はそれから毎日様々な機械の修理を林檎に頼むように。そのすべてをこなしていくうちに、足りない部品を自作したりするようになった林檎。
その後、また修理をお願いしにきた司に、自分の作りたいものに時間を割きたいからもう修理は出来ないと謝る林檎。すると司は「それはよかった」とニッコリ。
司の反応が気になりながら、帰り道、これまで修理を頼んできた品はすべて司が外部からわざわざ調達してきたものだと知った林檎。
全部自分のためだったとわかり、林檎は陥落。
回想終わり。目覚めた林檎。気を失った林檎に膝枕していた司。
デートは失敗に終わったものの幸せな夢も見て、いま司と一緒にいれることに喜びを感じる林檎。
司も今日のデートが楽しかったとのこと。そしてこの街の良さをあらためて実感したという司は、自分たちの使命を再認。
そして林檎にしか頼めないという次の任務をお願いする司。
その後、今までで一番の大仕事にとりかかる林檎。
今回はここまで。
【今回の感想】
おそらく初めての、 1人のヒロインが1話まるまるメインの日常回でした。
わかりやすく司に好意を寄せる林檎がその最初というのは納得です。
今回は特に内容はありません。林檎の林檎による林檎のためのエピソードでした。
ここまで視聴を続けてきた人にとっては、それだけで十分楽しめます。
とはいえ、ただ林檎の可愛さに終始するだけでなく、彼女の過去も明らかになりました。同時に、林檎がなぜ司に好意を持つようになったのかということも。
以前司の過去は語られましたが、ヒロイン勢の中で過去が判明したのは初めて。
このタイプの作品には珍しく本作は主人公のハーレム感があまりないため林檎のわかりやすさは目立っていましたが、その好意の理由や経緯がはっきりと示されたのは良かったと思います。
たいした理由もなくモテモテの主人公があふれかえっていますからね、最近は。
ちなみに、桂音の林檎へのアドバイスをすべて知りたい。
今回の林檎の癒し回を挟み、次回からはまた真面目な話に戻るようです。
碧の団との戦いはともかく、今回最後に司が林檎に何を頼んだのか気になります。ドクターストーンとは違ってすでに通信手段は出来上がっていますし。
核とか?さすがにないか。
次回も楽しみです。
以上、超余裕10話の感想でした。